2006年11月30日木曜日

勘違い

最近は飲みに行っても羽目を外す事はなく、大人しく飲む事を覚えたかの様に思えた。
休みの日もスポーツクラブに行く事が多くなったし、以前の様に暇を見つけては友人を誘い、浴びる様に酒を飲むという事はなくなった。良い傾向である。
しかし先日、それが全くの勘違いである事に気付いた。
久々に会う友人と酒を酌み交わし、調子に乗ってカラオケまで行き、一人でガブガブ飲んだ。カラオケを出てからの記憶は途切れ途切れであり、友人の話によると、そこからが地獄絵巻であったらしく、コンビニに入り大きな声で下品な事を言っていたらしい。信じられない。自分が悪いが、友人も止めてくれれば良いではないか。それが最高潮であり、そこからは気分が悪くなり、急に土色になり嘔吐が始まった。
吐いてから私の記憶は戻り、スーパーの大きな袋に満杯くらい吐いた気がする。私の腹にはあんなに食べ物が入っていたのかと思うと、自分の腹を尊敬した。
そして友人には、「今度、大きな声で下品な事を言ったらおもいっきり叩いてくれ」と、お願いした。おそらく言う事はきかないであろうが。

2006年11月27日月曜日

チームマイナス6%

以前、テレビで地球温暖化についての番組を見て以来、環境問題に真剣に取り組もうと初めて思った。本当にこのままでは地球は危ないのだ。
まずはすぐに出来る事からである。スーパーのレジ袋、割り箸は極力断る様にし、車のアイドリングストップ、運転の仕方にも注意をしている。出来ればハイブリッドカーに乗りたい所であるが、財政はそれほど裕福ではない。
店でも若い衆が、ガスをつけっぱなしだったり、必要以上にラップを使ったりしていると「エコ!」と一喝する。彼等はまだまだ意識が低い。ヤスなどは先日、コンビニで割り箸を「いらない」と断った所、一緒に居た嫁がびっくり仰天したらしい。おそらく今までは、使いもしないのに何膳も貰っていたのであろう。現に私もそういう輩であった。
食の面からでも環境問題に参加できる。
例えば寒い日、家族で鍋をすれば、体が温まるので暖房を低く設定する。皆で一箇所に集まるので、無駄な電気の使用を控えれる。そんな簡単な事なのだ。
私は「チームマイナス6%」のチーム員である。チームリーダーは安部総理であるから、何だか高尚なチームに入っている気になる。

2006年11月26日日曜日

穴の開いた靴


最近、仕事が終わると何だか靴下が濡れているので不思議に思い厨房用の靴を見ると、底が破れていた。「新しい靴を頼まねば」と思っていたのだが、すっかり忘れて過ごしていた。
すると出勤して厨房用の靴に履き替え、「ああ、まだ何か濡れてるなあ」と思うや否や、急に足の裏が痒くなってきた。「ぎゃあ」と思い、慌てて靴を脱ぎ即座に捨てた。こういうのが水虫への第一歩ではないかと思うのだ。水虫などになっては、店の者に何を言われるか分からぬ。
靴を慌てて捨てたせいで履く物がなく、車の中にあったテニスシューズを応急処置として履いた。これがどうにもこうにも変であり、「足速そうっすね・・」とヤマに言われ、ナカイには「ホールに出るな」と言われ、社長にもおかしな目で見られた。
何と言われようと、水虫になるのだけは嫌なので仕方ないのだ。

2006年11月23日木曜日

ザバイオーネ


フルーツグラタンピッツァを作ろうと思い、ザバイオーネを作る事にした。ザバイオーネとは、卵黄に砂糖とリキュールを入れた物を湯せんにかけながら、長らくホイップしたものである。
長らくホイップする為、物凄く疲れる重労働である。なので、カズヤに教える振りをして、ザバイオーネを作らせた。
カズヤは15分程で根を上げて、「このくらいですか」と聞いてきたので、「まだまだー」と言うと、悲しい顔で黙って戻って行った。
しかし、いつまで経っても出来なく、何だかおかしな状態になっていたので怒ると、なんと私が教えたレシピが間違っていた。
「ごめんごめん」と、今度こそ間違っていないレシピを教え、また一から始めさせた。カズヤはヤスの近くで、湯せんにかけながらホイップしていたのだが、「もう腕がバカになった・・」と洩らしていたらしい。そりゃそうである、先ほどの失敗の件も含めると、ゆうに40分近くはホイップしているであろう。これだからザバイオーネは大変なのだ。
私のミスで必要以上に働いたカズヤに、謝罪を込めて出来立てザバイオーネを使い「フルーツグラタンピッツァ」を作ってあげた。「美味しい」と言っていたので、許してくれたであろうか。

2006年11月22日水曜日

ミュンヘンクリスマス市


ついに今年も始まった。大通りでのクリスマスマーケット。
今年もマーカスのパンケーキのお手伝いである。1年振りの仕込みに少々戸惑いつつも、徐々に思い出しスパートをかけ仕上げた。
これから1ヶ月、マーカスには頑張ってもらわねばならぬ。今年は「白マイタケのスープ」が新登場している。味見させてもらうと美味しかった。こちらも是非飲んでみて欲しい。

2006年11月19日日曜日

東京タワー

リリーフランキーの描く、セブンイレブンのおでんのカップのイラストは何度も見た事があるが、ベストセラーの「東京タワー」は読んだ事がない。
先日ついに大泉洋ちゃん主演の「東京タワー」のドラマ化が放送され、読まずにすむ事になった。
洋ちゃんも良かったが、おかん役の田中裕子が物凄く良かった。後半はもう、田中裕子が出てくるだけで涙が出てくる程感動してしまった。
ヤスも見たらしく、珍しくヤスから「東京タワー見ました?」と話し掛けて来た。「あの歌もいいですよね~」と、BIGINの「東京」という歌が気に入ったというので、是非ヤスのカラオケのレパートリーに加えて欲しいものである。チューブの「あー夏休み」は、いい加減もう聞き飽きたので。

2006年11月16日木曜日

マッサージ

「マッサージへ行こう」と思い立った。
しかし、特に行きつけの所がある訳でもなかったので、ホットペッパーで探す事にした。
選ぶ基準は「安さ」のみである。マッサージの時は目をつぶっているのだから、別に洒落た所でなくて良いのだ。清潔であれば良い。素敵な男性も必要ないし、むしろおっさんの方が良い。
そんな理由で探し出した店へ行ってみた。そこは私の希望通りの店であり、物凄く安くて、おっさんが二人でやっている店であるが、清潔感はある。
マッサージをする前から、希望通りの店へ来れた事で、すでにうっすら満足していた。これからが本番である。
「下着を取って、この服を着ておいて下さい」と言われ戸惑った。今までマッサージでそんな事を言われた事はなかったし、マッサージに行く時はいつもジャージを着て行っていたし、この日もそうであった。「まさかパンツは脱がないよね・・」と、自問自答しながら着替えた。
「とりあえずパンツは履いておいて、注意されたら脱げばいいか」と、おっさんを待っていると、注意はなかった。多分あそこでパンツを脱いでいたなら、逆に「履いてください」と、注意された事であったろう。
おっさんは物凄く親切で、しかも良いつぼをついてくる。そして必ず「強さはどうですか」と聞いてくれる。「ん~もうちょっと強く」と思ったが、何となくおっさんを否定するようで言えなかった。
そして、気持ちよくなり、うとうとし始めた頃である。おっさんの腹がなった。1回ではなく何回もなる。
私は2時間のコースを頼んでいたので、まだ1時間以上はあると思われた。まだまだおっさんは御飯にはありつけないのだ。
「何か申し訳ないなあ」と思いながら、ふと私以外に客が居ない事に気づいた。「もしや経営難で飯を食う金がないのでは・・」と、おっさんの身の上が気になり出した。完全に余計なお世話である。

2時間のマッサージの効果は偉大であり、今までにない爽快感であった。心からお礼を言って帰ってきた。

2006年11月15日水曜日

オールナイトテニス


知らなかったのだが、何とオールナイトで貸してくれる室内テニスコートがあり、皆で行ってきた。
外でしかやった事のなかった私達は、その快適さに感嘆の声をあげた。風は吹かないし、転んでも痛くないし、便所はすぐそこにあるわで、言う事無しである。そして、何が理由かは分からないが、物凄く打ちやすいのである。急に上達した気になり、調子に乗っていると足がもつれて転んだ。
深夜12時から翌朝6時まで借りたのだが、さすがに6時までは出来なかった。私は自分の歳と相談し、休み休みやっていたが、ヤスやナカイは殆ど休憩を取らずにやっていた。すると二人とも途中で足がつってしまい、欽ちゃん歩きで退場である。いつまでも若いと思っているとこうなるのだ。
楽しかったのでまた行きたいのだが、なかなか参加者がいないのが難点である。日曜の深夜であるから当然であるが。

2006年11月9日木曜日

cafe fork


店で手が空くと私は、裏の部屋でパソコンを使っている事が多い。
しかしその間も他の者達は、黙々と仕事をしている。ぎゃーぎゃーと騒いだり、さぼっていたら、私にキッスをされるので皆真面目に働いている。
そんな時、ふと厨房に戻るとヤスは一生懸命「ワタリ蟹のソース」を仕込んでいた。するとカズヤが見当たらないので探すと、カウンターでアルバイトの女の子二人を相手に、ニヤニヤしているのが見えた。
「こら、何さぼってる」と言うと、有り得ない程ハッとした表情をしていた。どうやら本当にさぼっていたらしい。分かりやすい男である。
何やらイタリアの州と州都を当てるクイズをやっていたようであり、カズヤに「こないだのイタリアでやったオリンピック何処でしたっけ?」と、非常に低レベルな質問をされた。
その後カズヤは次々に州と州都を言っては、アルバイトの女の子に「すごーい」等と言われ、またニヤニヤしていた。

さぼり


店で手が空くと私は、裏の部屋でパソコンを使っている事が多い。
しかしその間も他の者達は、黙々と仕事をしている。ぎゃーぎゃーと騒いだり、さぼっていたら、私にキッスをされるので皆真面目に働いている。
そんな時、ふと厨房に戻るとヤスは一生懸命「ワタリ蟹のソース」を仕込んでいた。するとカズヤが見当たらないので探すと、カウンターでアルバイトの女の子二人を相手に、ニヤニヤしているのが見えた。
「こら、何さぼってる」と言うと、有り得ない程ハッとした表情をしていた。どうやら本当にさぼっていたらしい。分かりやすい男である。
何やらイタリアの州と州都を当てるクイズをやっていたようであり、カズヤに「こないだのイタリアでやったオリンピック何処でしたっけ?」と、非常に低レベルな質問をされた。
その後カズヤは次々に州と州都を言っては、アルバイトの女の子に「すごーい」等と言われ、またニヤニヤしていた。

2006年11月7日火曜日

小樽寿司ツアー


私は無類の寿司好きであり、それを物凄く公言している。
すると何と良い事があるもので、マリさんの知人が「マリナーラ10周年のお祝いに」と、小樽寿司ツアーを開催してくれる事になったらしいのだが、全く面識の無い私まで「寿司好き」という事で誘って頂いた。
その話を聞いた時、「寿司が好きで良かった!そしてマリさんの友達で良かった!」と心の底から思った。要はマリさんの人望の上に成り立っている話なのであるが。
寿司ツアーには8名が参加する事になっており、ジャンボタクシーが手配されていた。寿司の為だけにタクシーまで手配するその意気込みに感動し、軽く目眩を起こした。そしてそれに乗り込み小樽へ向かった。
道中、マリさんの知人の方の「そばアレルギー」の話で、引っくり返る程笑った。そばアレルギーの人は、そば殻の枕さえも駄目であるらしい。「大事なお客様がお泊りだから」と、宿泊先の相手はもてなしのつもりで、そば殻の枕を出したらしいのだが、それで死ぬ目にあったと言ってらした。笑い事ではないが、全員が大爆笑であった。
寿司屋ではたらふく食べ、酒もごいごい飲み、最後にお土産まで貰ってしまった。私には、遠慮という気持ちがまだ育ってないのかもしれぬ。

2006年11月5日日曜日

ドラゴン・ビアード・キャンディ


お客様に珍しいキャンディを頂いた。
「ドラゴン・ビアード・キャンディ」なるそのお菓子。今を遡る事2000年前の中国で、当時皇帝付きだったシェフが、水飴を使って数千からなる細い糸状に作り上げた飴だそうである。
「冷蔵庫で冷やしてからの方が美味しいよ」と、お客様に言われたにも関わらず、冷蔵庫に入れる前の味も確認しておきたくて、言いつけを守らずに食べた。
見た目はまるっきり蚕であり、その中心にプラリネの様なものが入っている。ナカイは食べるのを躊躇していた。そのくらい蚕なのである。スイーツ王子のヤスは「美味しい」と言って食べていた。ヤスは砂糖の味がすれば美味しいと言うので、当てにならぬ所であるが。
しかしこのキャンディ、見た目も面白いし、パッケージも実に素敵であり、お土産には持ってこいである。何かの際には私もこれをお使いにしよう。
いつも色々なお土産を下さるヒライ様。本当にありがとうございます。

2006年11月3日金曜日

リニューアル


本日から、土日祝日のランチがリニューアルである。
今日は「スパゲッティ、炭焼き穴子の入ったアラビアータ」が私のお勧めである。穴子を串に刺し、炭火で焼くのは非常に楽しかった。
そして私達の今日のランチは、ヤマが作る「鮭のホイル焼き」だそうである。この間も食べたばかりである。レパートリーが少な過ぎる。

2006年11月1日水曜日

美輪さんの本

スピリチュアルがブームの私は、最近エスカレートし、美輪明宏にまで及んできた。
しかし、美輪さんの本を1冊買い家で読んだ所、何だか怖くなってきてしまい、それ以上読めなくなった。何かの物音がしても「ラップ現象?!」と、一人で盛り上がってしまい、変な音がしては嫌なのでテレビをつけて寝る事にした。テレビをつけているので益々寝付けず、先程読んだ美輪さんの本をまた思い出し、「東北訛りの潮来」の事を書いてあったのを思い出した。
そういえば私が子供の頃、恐山に居る敏腕の潮来がよくテレビに出ていた。「もしやあの潮来の事か?!」と、どうでも良い発見をし、また寝付けなくなった。
結局、明るくなってからやっと寝た。美輪さんの本は自分では読めないので、友人に貸し感想を聞く事にする。