2005年10月29日土曜日

おかき


兄からワサビ味のおかきを貰った。
何やらそれは、深夜にやっているテレビ番組「松本紳介」で紹介していたらしく、どうしても食べてみたくて、ネットで購入したと言っていた。随分と暇である。
食べてみた所、思ったよりはワサビが利いていたが、旨いと感じる余裕はあった。店の皆も辛いのが得意なので、逆に喜んで食べているほどであった。
ヤスは究極のM男なので、「からいけど、気持ちいい」と、訳の分からぬ事を言っていた。
「写真を撮るから良いリアクションをしろ」と、コマツに言うと、どっちつかずの微妙な感じであった。
派手なリアクションは、シラキの得意分野であった。人選を間違えた。

2005年10月28日金曜日

苛立ち

シャンプーやボディーソープなど、詰め替えるのが面倒なので、無くなればいつもポンプタイプのボトルを買っていた。
しかし、引っ越した際に友人から、バーバパパの大きな詰め替え用ボトルを貰ったので、可愛いし、せっかくだから使っていた。
それからは、詰め替え用のシャンプーやボディーソープを買ってきていた。あれは、どれにも「手で開けられます」と書いてあるが、私は一度たりとも手で開けれた事はない。いつも手が滑って開けられず、イラっとするのが常である。
そんな時は「仕方ない」と、本意ではないが、歯で食いちぎる。ハサミを取りに行くべきなのかもしれぬが、私の中ではそれこそ有り得ぬ選択なのである。
今日も案の定開かなかったので食いちぎると、中身が飛び出て口に入った。その瞬間に全てが嫌になった。自分が悪いとは思うが、何かのせいにしたかったので、シャンプーに八つ当たりをし、いつもならきっちり搾り出す所を、適当に絞って捨ててやった。
風呂から上がり、「気を取り直して、録画しておいた『世界バリバリバリュー』でも見よう」と、再生してみた所、ロッテの優勝で番組が1時間延長され、入っていなかった。
何をやってもダメな一日もある。

2005年10月25日火曜日

タコ焼き


私が録画したお笑い番組を、ヤスが家に見に来る事になった。
家にタコ焼き器があるのを思い出し、「タコ焼きでもするか」という事になり、ヤスとタコ焼きをしながらお笑い番組を見る事になってしまった。ろくに話しが出来ないヤスと二人というのも何なので、ついでにマリさんを誘ってみた所、「タコ焼き?」と言って、わざわざ江別から出てきた。彼女は食べ物が絡むと我を忘れる。
全てヤスに任せていたのだが、上手に焼けずにいると、「どれ」と、マリさんが重い腰を上げていた。その間、私は一人でがぶがぶと酒を飲み、次々にワインの栓を開けていった。
ヤスが帰りたそうにしているのが分かったが、気づかぬ振りをしてじゃんじゃん飲ませた。軟禁状態である。
私は一人で喋りまくり、気付くと外が明るくなってきていた。「んん?今、何時だ?」と聞くと、「7時です」と言うので、「うわ、アホか、帰れ帰れ」と、自分が引き止めていたにもかかわらず、慌てて帰らせた。
いい年をして朝まで飲んだ私も、夕方まで起きられなかった。また休みを寝て過ごしてしまい、後悔の念で一杯である。

2005年10月22日土曜日

最近、小さい虫が異常に飛んでるように思う。
皆の昼の賄いの買い出しに、近くの東急ストアへ買い物に行く際、道を歩いていると虫の軍団に遭遇した。何処に逃げても虫は至る所に居て、歩伏前進でもしない限り逃げるのは困難であったので、大人しく降伏して、行き帰り虫まみれになった。
ナカイも先日、自転車で出勤した際、虫まみれになり、ぎゃーぎゃー言いながら店に入ってきたのだが、既に彼のハゲ頭には虫が大量に死んでいて、「取ってくれ」と言うのだが、1匹や2匹ではないので即座に無理だと判断し、「大吉に頼め」と、駆除の任務から逃げた所、ナカイは大吉からも「無理っすよ」と、あっさり言われていた。
そして今日、何気にニュースを見ていた所、やはりこの虫は、至る所で大量発生していると言っていた。やはりという感じである。
何とかアブラムシという名前らしいこの虫、今年は夏から秋にかけて気温が高かったので異常発生したらしい。何の害も無いらしいが、口や目に入っては、やはり気持ちの良いものではない。
明日も買い物に行く際、この虫に遭遇するようであれば、本当に歩伏前進で進みたい気分である。

2005年10月19日水曜日

変な服

私は出勤時の服装があまりにも酷い。
それでも今は、洋服を着てくるだけまだましである。昔などは、「着替えるのが面倒だ」と、店で履くズボンをそのまま着て出勤していた。車で通勤していたというのも、それに追い討ちをかけたのだ。
なので、急な用事で出掛ける事になると、非常に困る。「何故、前もって言ってくれないのか」と、友人達に詰め寄るのだが、「そんな格好で外を出歩いてる方がおかしい」と言われる。
以前も、ファイのクミさんが、前のお店を辞める日に、「最後だから皆で行こう」と、急にマリさんに誘われた。その日の私ときたら、真冬だというのに、Tシャツ一枚にジャンパーという格好であった。案の定、店に行ってもジャンパーを脱ぐわけにもいかず、会う人皆に、「脱げばいいのに」と言われ、説明するのも億劫なので適当な事を言っていた。
そんな日があると、次の日からは心を入れ替えて洋服を着ていくのだが、1週間ともたず元の有様である。
今日も友人からススキノに集合がかかった。今日は真っ黄色のコートにジャージを着てきてしまった。しかし今日は何としても飲みたい気分なので、このまま出掛けるとする。

2005年10月16日日曜日

未来

私はカレンダーを見るのが好きで、人より多く見てる方だと思う。携帯の待ち受け画面もカレンダーである。暇さえあれば「この日にあれをしよう」とか、「この日は何もしない」とか、頭の中で予定を立てている。
この間も、「クリスマスのメニューを考えねば」、「来年の休みには何処に行こう」、「今度のゴールデンウィークは何連休なんだ」等と、カレンダーを追って考えているうちに、老後の事まで考えてしまい、「一人で死ぬのは嫌だな」と、非常に空しくなった。
しかし私はまだましである。マリナーラのマリさんくらいになると、常に防災用品を揃え、リュックに入れてスタンバっている。先日も「新しいメガネが欲しい」と、メガネをかけながら言っていたので、「あるじゃん」と言うと、その防災リュックに入れておく為のメガネが欲しいと言っていたのだ。リュックの中にはナサで開発された、暖かいシートみたいな物も入っていると言っていた。
彼女はいつ大地震が来ても、一人で生き残れるであろう。もし、大地震が起きて、皆が何の用意もせず避難している時、彼女は地震が来るのを知ってたかの様に、準備万端でいるのである。何としても生き延びたいらしい。
マリさんも私も、共通しているのは「一人で死にたくない」という、この一点である。しかし2人とも、強靭な肉体と精神を持ち合わせているので、簡単には死なないが。

2005年10月14日金曜日

ドルチェ


最近、このパターンのドルチェが好きでよく作っている。
洋ナシをコンポートにし、上にジェラートを乗せて頂く感じである。前回はリンゴにバニラジェラートを作ったが、今回は、洋ナシにはちみつのジェラートを乗せてみた。
食べる前から、「旨いだろうな」とは思っていたが、実際食べてみると、予想以上に美味しかった。上出来である。

「洋ナシのコンポート、はちみつのジェラート添え」ご来店の際には是非ご賞味を。

2005年10月13日木曜日

前田忠明

コマツは芸能ネタに非常に精通している。
何を見ているのかは知らぬが、結構タイムリーな話から、地味な噂話まで、幅広くネタを揃えている。
暇な時に、「何かおもしろい話ないのか」と聞くと、どうでもいいB級芸能ネタを披露してくれる。コマツのおかげで、芸能人の誰と誰が付き合っているというのを結構知った。
今日も、「和泉元椰がプロレスやるみたいですよ」と、どうでもいいがちょっとびっくりするネタを持ってきた。一応私も、「えええ?!うそ?」と、驚きはしたが、一瞬にして「どうでもいい」と思った。
うちの前田忠明は、こういうネタが得意である。

2005年10月10日月曜日

リベンジ

日曜の賄いはカレーと決まっていて、それをいつもヤスが作っている。
いつも美味しいので文句はないのだが、たまには違う人が作ったのも食べてみたいと思い、久々にコマツに作ってもらった。
「明日のカレーはコマツが作れ」と言うと、「リベンジだ、リベンジだ」と張り切っていた。過去に何回か作っているのだが、ことごとく敗退している。ちなみに前回は、どう考えても「ルーが足りないだろ・・」と思う出来栄えであった。入社当時に作った時などは、玉葱はしゃりしゃりで、人参とじゃが芋がごっそり入っている、私の大嫌いなカレーであった。
店のカレーは、人参とじゃが芋は入れないのが通例となっている。私もそうだが、皆、「嫌いだ」と言って残すので、入れなくなったのだ。
紆余曲折を経て、今日のカレーはなかなかの出来栄えであったが、新婚の若奥様ではあるまいし、カレーくらいささっとスマートに作って欲しい。

2005年10月8日土曜日

連休

気付けばまた三連休である。
この間も2回あったというのに、秋は本当に祝日が多い。
先日、何かで読んだのだが、何年か後の秋には、ゴールデンウィーク並みの連休が訪れるらしい。旅行業界は既に準備開始、みたいな記事が載っていた。
ちょっとびっくりしたので、「何年か後には、秋にもゴールデンウィークがあるらしいよ」と、ナカイに教えてやると、「ふーん」と、何とも素っ気無い答えであった。がっかりである。
他の者に言ってみた所、今度は逆に「まじっすか?!」と異常な位の驚き様だったので、それがまたわざとらしくて腹立たしかった。私が言ったので、気を使って大袈裟に驚いた振りをしているのである。
そんな時ではなく、もっと仕事中に気を使ってくれよと、いつも思う。

2005年10月5日水曜日

DVD

昨日、DVDを見ていると、またしても動かなくなってしまった。
前もあったのだが、そのまま放っておくといつの間にか直っていたので、気にせずにいた。
しかし昨日見ていたのは「24」のシーズン4であり、何としても先が見たかった。ジャックが警察に捕まった所で、次が見れなくなってしまったのだ。
血管がちぎれそうな位腹が立ち、「絶対直して続きを見てやる」と、かなりの時間DVDと格闘したが、直るどころか益々動かなくなってしまい、明け方になりやっと諦めて床に就いた。
しかしジャックが心配なので、仕事帰りにとりあえずクリーナーでも買って帰り、また格闘しようと思う。

2005年10月4日火曜日

寿司屋

マリナーラのマリさんと寿司を食べに行ってきた。
初めて行った店であったので、かなり不審な動きを二人でしていると、大将が気を使ってくれ、「今日はどんな感じで行く?」と、聞いてくれたので、「刺身と、寿司を食べたいです」と告げると、「任しとけ」みたいな感じであり、一安心であった。
刺身と寿司と告げたわりには、刺身と寿司は一向に出てこず、「笹で巻いて蒸したタチ」とか、「キンキの煮付け」とか、様々な美味しい物が出てきた。
「旨いから何でもいいや」と思い、少々会計が気になったが、気にせずどんどん食べた。私達が「旨い、旨い」と言いながら食べていると、大将は益々色んな物を出してくれた。ついでに、昔の寿司の話や、自分の若い時の面白話などもしてくれ、私はあまりの面白さに、目をキラキラさせて聞いていた。その日の昼間に私は、免許更新に行き、講習を受けてた時は、聞かねばならぬと思いつつ、半分寝ていたのだが。
大将の話で、何よりも一番うなずいて聞いたのは、「お腹いっぱい食べて欲しいから、残される位でほっとするわ」と言っていた時である。しかし私自身は、自分が食事に出掛ける時は、「食べ物を残して帰るのは武士の恥」と思っているので、マリさんがギブアップした分も食べて、完食してきた。しまいにお会計をしてもらうと、「これは、一人分の料金では?」という程、サービスしてくれたのだ。がっついて食べてしまい、大変申し訳ない事をした。
旨さと満腹感にしばし酔いしれていると、「今度行くわ」と、大将に言われ、急に私は青くなり、「日々精進して、お待ちしております・・」と言うのが精一杯であった。

2005年10月1日土曜日

デブりん

最近はダイエットの事を考えるのも嫌なほど太ってしまった。
体重計にも乗らなくなり、友人達に「ブタ」と言われても、気にする事なく過ごしていた。
すると、朝起きる時に体が重いと感じる様になってきた。考えてみると、歩いてる時にも重い様な気がする。そろそろ真剣に取り組まねばならぬと思い、やる気を促す為にもダイエット本を購入した。
店に持って来て「今日からダイエットするから、私が何かを食べていたらブタと呼ぶように」と宣言すると、大吉は「また店に余計な本が増えた」と言い、「あるあるダイエットブックはどうしたんですか」と、痛い所を突いてきた。そしてそんな日に限り、団子やドーナツを差し入れで次々と頂き、私の行く手は益々阻まれている。
とにかく、痩せさえすれば良いのだ。「ブスでデブだが気立ては良い」と、自分の事を言っていると、「原因はそれだけだと思っていたのか」と、10数年来の友人に言われ、心身ともに問題がある事が発覚した。