2006年8月30日水曜日

ハイカラ酒場

以前住んでいた近くにあった、九州郷土料理と焼酎の店「ハイカラ酒場」、大好きなので今もタクシーを飛ばして通っている。
珍しい料理が一杯で、何を食べても美味しい。焼酎を頼めば、普通の店の倍の量で出てくる。そして安い。
先日、見た事のない美味しそうな貝を焼いていたので、「私もそれが食べたい」と言うと、私に焼いてくれており、がっついた事を言って大変恥ずかしかった。
その貝は「あげまき貝」と言って、有明の干潟でしか取れないそうである。マテ貝とも似ているが、ちょっと違う。焼き方も上手なので、甘くて美味しいのだ。「美味しい」と10回くらい言って帰ってきた。
今度は、前日までの要予約であるモツ鍋を食べてやろうと思っている。食べ物への野望は果てしなく続く。

2006年8月27日日曜日

ハーブ


夏前にヤスが種から植えたルッコラは、殆どが壊滅状態である。唯一、一株だけ立派に育ったので味見してみると、この世の物と思えぬ苦さで、食べれた物ではなかった。
バジリコは苗から植えたので、壊滅はしなかった。しかし、植えた時の状態から育った様子はない。ただ死なずに生きていると言った感じである。
これらを植えるにあたりご指導頂いた、日高乳業所長さんは、来て見る度「全然駄目だね」と、太鼓判を押してくれる。
植えた張本人のヤスは、「なんでだ、なんでだ」と言いながら、一応毎日朝晩に水をやっている。「どうせ食えないからもういいよ」と私が言っても聞く耳を持たず、じょうろを持って朝晩うろうろしている。

2006年8月25日金曜日

冥王星

この所、冥王星が話題である。
なにやら太陽系の惑星から外れるらしい。アホの様に覚えた「水金地火木土天海冥」ではなくなるのだ。
「なるほどねえ」と新聞を読んでいると、今更ながら木星の大きさに驚いた。あんなに大きかっただろうか。私が習った時はもっと小さかった様な気がするのだが。
「木星ってでかいよな」と店で皆に言うと、バカ共は皆「ええまあ・・」と、完全に分かっていない様子であった。義務教育を受けたかどうか怪しいカズヤに「太陽系の惑星言ってみろ」と言うと、元素記号を言い出す始末である。

しかし宇宙とは何処まであるのか。他の星に生物は居るのか。それが気になりながら死ぬのは嫌なので、私が婆さんになるまでには解明されて欲しい。

2006年8月23日水曜日

誤字


カズヤがデザートを作っていたので横目で見てみると、レシピらしき紙に可愛くないキリンの絵が書いてあった。
「あんたねえ、レシピにこんなもん書くんでないよ」と叱り、ヤスからも一言言って貰おうと、「ヤスー、カズヤがレシピにいたずら書きしてる」と告げ口すると、ヤスに「問題はそこではない」と言われた。
レシピをよく見てみると、多分「生地」と書きたかったと思われる所が「地き」と書いてあった。そうかと思うと他の所には「地じ」と書いてある。「ココアパウバー」というのもあった。「ココアパウダー」の事と思われる。確かに、キリンの事で怒っている場合ではなかった。
あまりの誤字の多さに、「義務教育出たのか」と聞くと、「出ましたよ!」と鼻息を荒くしていたが。

2006年8月20日日曜日

頑張れ駒大

夏の高校野球決勝戦。道民の期待を背負い、駒大苫小牧が素晴しい試合をしてくれた。しかも延長15回同点で再試合。また明日も見れるとは何と嬉しい事か。プレーをする方は大変だろうが。
明日は2週間ぶりの休みであるし、昼間から友人宅でビールを飲みながらの観戦に決定した。ヤスとテニスをする予定であったが、再試合が決定した瞬間にそれは延期にした。下手くそなテニスなどしている場合ではない、応援に精を出さねば。

2006年8月19日土曜日

イタリア料理講習会


私はイタリア料理において、東京「カピトリーノ」の吉川さんと、同じく東京「ラ・ベットラ」の落合さんが好きである。
お二人とも、日本のイタリア料理界では重鎮であり、イタリア料理を志す者であれば知らない人は居ないであろう。お二人のオーソドックスな料理には、イタリア料理のパワーを感じられずにいられず、「私も常にこのような料理を作り続けられるようになりたい」と、改めて志しを掲げる。
先日、落合さんの講習会が札幌で行われた。試食も出来るという事だったので、「絶対にあたしが行く」と、若い衆を差し置いて行ってきた。しかし行ってみると、以前ピアッツァに勤めていた子が、何故か助手を勤めており、へまをしないかと冷や冷やしてしまい、講習よりそっちが気になって仕方がなかった。
落合さんは話もおもしろく、さすがの一言であった。サインを貰ったり、一緒に写真を撮ってもらっている人達もたくさん居たが、「私はそういうミーハーな気持ちで好きな訳ではない」と自分に言い聞かせ、かなり後ろ髪を引かれる思いで帰ってきた。一応デジカメは持って行っていたのだが。

2006年8月17日木曜日

4強駒大

夏の甲子園。またもや駒大苫小牧が快進撃である。
先日の青森山田戦でも奇跡の逆転であったが、東洋大姫路もまさかの逆転である。
私などは「負けてる」と聞いた瞬間に、「もう駄目だ負けた、終わった」と、思うように思考回路が出来ているのだが、駒大ナインは違うのだと思い知らされた。最後まで諦めずに戦う姿勢に、勝利の女神が微笑むのだ。
口から出るのは、「はあーたいしたもんだ」ばかりである。ここまで来たからには、また是非とも優勝して欲しい。深紅の大優勝旗をまた見に行きたいので。

2006年8月14日月曜日

失敗

とんでもなくつまらないDVDを借りてしまった。
新作であったのに、10年以上前の様な内容であり、とにかく何もかも古かった。
友人に報告すると、「そういったものは、間違って借りる事もあるから世間に出しちゃ駄目だ」と言っていた。もっともである。
お盆の連続営業と、暑さを癒そうと借りたのに、怒りがこみ上げる結果であった。

2006年8月11日金曜日

ところてん

最近よく「ところてん」を食べている。
食べたのは20年振り以上ではないかと思う。子供の頃よく食卓に上っており、残すと母に「もう二度と御飯を食べさせない」くらいの勢いで怒られるので、「おいしくない」と言いながら食べていた以来である。
先日、何か食べる物はないかと冷蔵庫をあさっていた所何もなく、渋々とところてんを食べた。すると意外にも美味しかった。今のところてんは、洋からしと酢が付いており、美味しく食べれる様になっていたのだ。昔は、ただ醤油をかけて食べていたからまずかったのだと気付いた。
毎日食べていて思うのが、水切りがもどかしいという事である。やきそば弁当みたいに出来ないものなのか。

2006年8月8日火曜日

マリさんとビアガーデン


夏を満喫しに、マリさんとビアガーデンに行ってきた。
キリンの会場にて待ち合わせたのだが、マリさんを待つ間暇を持て余し、会場のDJブースに曲をリクエストをする事にした。
曲は予め200曲くらいが決められており、番号でリクエストする仕組みになっていた。「どれにしようかな」と見ていると、ふとマリさんが矢沢永吉のコンサートに行った事があると言っていたのを思い出し、「止まらないHaーHa」をリクエストした。
そうこうする内にマリさんが到着したので、喜ぶと思い早速「マリさんの為に永ちゃんをリクエストしといた」と、言うとカンカンになって怒っていた。どうやら好きではないらしい。
気分を害したにも関わらずマリさんは「今日はおごってやる」と、言い出したので、何故かと尋ねると、「どうせ最近誰にもおごって貰ってないしょ?」と、非常に痛い所を突いてきた。
その日私は、珍しくデジカメを持ち歩いていたので、せめてもの御礼にと、マリさんがビールを飲んでソーセージを食べてる姿を写真に撮ってやると、「その写真日記に載せたら殺す」的な事を言われた。永ちゃんの曲をリクエストしても喜ばないし、写真を撮ったら怒るしと、どうもピリピリしているので更年期が始まったのではないかと心配である。
その後は、「そら色のたね」のノリちゃんと合流し、寿司を食べに行った。ススキノで写真を撮る事もなかなか無いと思い、そこでもパチリと一枚撮った。
次の日も「ビアガーデンの写真は使うな」と、お咎めのメールが入ったので、こっちの写真を使う事にした。私もまだ命が惜しいので。

2006年8月6日日曜日

ササヘルス


私とヤスは手荒れが酷い。
荒れるだけなら良いのだが、それが痒くなるのでやっかいである。
そんな手荒れに、「ササヘルス」なるクマザサのエキスが効くと、ヤスが持ってきた。効用には、「口臭、体臭」などと書かれており、おおよそ手荒れに効くとは思えなかったが、ヤスはそれを一生懸命飲んでいた。
するとどうであろう、1ヶ月後に劇的に手荒れが治ってきたのだ。どんな薬を塗っても、病院に行っても治らなかった手荒れがである。私は驚き、慌ててササヘルスを1ケース購入した。
すると私までも、飲んで4日目くらいから効果が現れた。恐るべしササヘルスである。ついでに、夜遅くまでファイナルファンタジーをやっても朝すっきりと起きれたり、疲れにくくなったりと、急に健康になってきた。
皆の効果を目の当たりにしたナカイも興味を示しだし、「それダイエットにも効果あるの?」と聞いてきたので、「ダイエットとかハゲとかには効かないよ」と言ってやると怒っていた。

2006年8月3日木曜日

告げ口

ナカイはいつも私に嫌がらせをする。
ハゲた頭で攻撃してきたり、太った体で倒れかけてみせたり、仕事で一日着た汚いTシャツを顔に押し付けてきたりと、それは酷いものである。
その度に私はヤスを呼び応戦する。すると、そこからはヤスとナカイの戦いとなり、どちらかが痛いと言うまでやっている。全くばかばかしい話である。
先日もまたナカイが私に悪さをしたので、「ヤスーー」とヤスを呼ぶと、ヤスは飛んで来た。すると調度近くに社長が居たので、ヤスは社長に「フジキさん、ナカイさんがさぼっています」と、告げ口するつもりがなんと、「ナカイさん、フジキさんさぼってます」と言ってしまった。
社長は「大丈夫、大丈夫」と、気にしないと言ってくれたが、ヤスの犯した失態に私は目も当てられなかった。

2006年8月2日水曜日

せたな


今年もまた、海産物を食べるだけの為に、ヤマヨ斉藤漁業へ嫁いだ友人が住む「せたな」へ行ってきた。
いつも思うが、せたなは遠いし田舎である。道中、曲がらなければならない道を何度も見落としそうになる。山と海以外、目印となる物が何もないのである。それでもまだ今年は、町が合併した為、大きな看板が出来ていて分かりやすかったが。
今年は「カニ漁に連れて行ってやる」と言われ、私は嬉しくてたまらなかったが、「私以外の人は嬉しくないのでは」と言った所、「危ないからお前だけだ」と言われ、妙に納得した。
天気は良かったが、海の上は以外にも肌寒かった。「夏でこんなんなら、冬もっと寒いしょ」と聞くと、寒さに慣れてない、11月くらいが一番堪えると言っていた。漁師さんは凄い。私には絶対無理だ。
船の上では大活躍の旦那であるが、陸に戻ると早速私の友人である嫁に叱咤されていた。カニ漁に魅せられた私は、「たまには船に乗って旦那の仕事ぶり見な」と友人に言ってやると「やだね」と、一言で片付けられてしまった。

そして私達一行は、散々飲み食いした分を、一銭も払わず帰ってきた。ついでに「来年も絶対来るから」と言って。