2007年4月28日土曜日

DSにはまる

私が一人でDSを2台も買っていた時、友人は彼氏にDSをプレゼントされたそうである。この世の話とは思えぬ程、羨ましい話である。
そんな訳で、意外と周りにDSを持っている人は多く、店の若い衆も全員口を揃えて「実家にある」と言うではないか。私は「仕事で使うからって言って、大至急実家から持ってこい」と指令を出した。
ヤマは遠軽の実家に電話し、「仕事で使うから」と、バカなので本当にそのまま母親に言ってしまうと、翌日DSは送られて来た。あまりの早さに驚き、「お前仕事遅いけど、母さん仕事早いな」と言うと、複雑な顔をしてた。
ナガイ君は、妹が持っているDSを、これまた「仕事で使う」とメールしたらしく、「いいけど・・」と、返信が来たと言っていた。
あっという間に全員がDSを揃え、日々マリオで対決している。「DSおもろいわー」と友人に言うと、「せめて松嶋菜々子みたいに可愛くやれよ」と注意されたが。

2007年4月25日水曜日

河童さん

カズヤがナカイの事を「河童」と呼んだらしく、「どういう教育してるんだ」と、ナカイが怒ってやって来た。
「駄目でしょカズ君、そんなにはっきり言ったら」と、カズヤを叱ると、今度は「違います!河童さん」と言い出した。さんをつければ良いというものでもないだろう。もう面倒なので、「ナカイの頭の皿乾いてるから水やれ」と言ってやったのだが、カズヤはしきりに「違います!違います!」と言っている。
よく聞けば、イタリア語でホタテを意味する「カペサンテ」を言いたかった様である。なるほどそれで「河童さん」かと納得した。

「ホタテのソテー、ふきのとうのソース」を、最近気に入って出している。ホタテの甘みと、ふきのうとうの苦みが相まって、私は大好きな味である。

2007年4月22日日曜日

DS


急にDSが欲しくなり買いに行った。
すると中古すら無かった。そうなると、益々欲しくなったので違う店にて不本意だが中古品を買った。
「大人の常識力トレーニング」と、「英語漬け」を買ってみたが1日で飽き、即行次の日に「ニュースーパーマリオブラザーズ」を買いに行った。すると、新品の本体が入荷していたので、こちらも一緒に購入した。
ファミコンで馴らした腕は、まだまだ衰えておらず、次々にクッパを退治し、「やっぱりマリオだな」と感じた。ファミコン時代は、一度も死なずに最後までやり遂げる事に命をかけていたものである。
1日しか使用していない、中古のDSはナカイに売りつけた。ハゲは意外にも「英語漬け」にはまっており、「She is beautiful!」と、喜んでやっている。

2007年4月19日木曜日

無知


東京ミッドタウンに、安藤忠雄氏による設計の「カノビアーノカフェ」がある。
若い衆にその話をしようと思い、「東京ミッドタウンあるしょ」と言うと、もう既にカズヤとヤマはポカン顔であった。かろうじてナガイ君は知っていた様であり、「そこに、安藤忠雄設計のカノビアーノがあるしょ」と言うと、今度は全員、安藤忠雄を知らなかった。
東京ミッドタウンも、安藤忠雄も、物凄いメジャーだと思うのだが違うのだろうか。若い衆に囲まれていると、自分が間違っている様な気になってくる。

2007年4月18日水曜日

アンラッキー

水曜日は、近くのクリーニング屋が20パーセントオフなので、大量に服を持って行くと、何故かパンツも出てきた。
慌てて引っ込めたが、店員さんには間違いなく見られてしまった。恥ずかしさこの上ない。
スピード違反で捕まったり、約束をすっぽかされたりと、最近は全くついておらず、仕舞いにはパンツである。
いつまで不運は続くのか。

2007年4月11日水曜日

しつけ

先日、友人の子供達をちょっとの時間だけ預かる事になった。
預かると言っても、子供達二人はもう小学生なので、御飯を作って食べさせるだけだったのだが、作るのが面倒臭いので焼肉を食べに行く事にした。自分が食べたいだけである。
「何でも好きなもん頼めー」と言うと、「肉は何処に取りに行くの?」と聞かれた。食べ放題の焼肉の事を言っていると思われ、「ここは頼まないと食べれないから、何でも好きなの頼めー」と言っても、非常に恐縮しながら頼んでいた。
肉を食べながら話をしていると、好きな食べ物の話になったので、「寿司のネタで好きなの何さ?」と、子供等に聞くと、回転寿司のメニューがずらりと出てきた。
いつも遊びに行っているので、週に1回は会っている子供達であるが、思えば何も買ってあげた事がない。なので、「たまに何か買ってやる」と、ポスフールに連れて行き、「今日だけは何でも好きなの選べ」と言うと、これまた恐縮して選ぶので、無理矢理DSのソフトを選ばせた。すると二人共、「お母さんに怒られる・・」とずっと言い続けるので、「大丈夫だって、あたしが言ってやっから」と言うと、「無理矢理買わされたって言うんでしょ・・」と、気の利いた事を言うので爆笑した。
一連の出来事を母である友人に報告すると、「あのガキ、恥かかせやがって・・」と友人は言っていた。軍隊式のしつけをしていると、この様になるようである。

2007年4月8日日曜日

忍耐

マンガ喫茶にて、真剣にマンガを読んでいると、壁一枚隔てた隣の席の男が電話で話し出した。
「マナー違反め」と思いながらも、すぐに話しは終わるだろうと、またマンガを読み続けた。
しかし、なかなか話は終わらず「長いなあ」と、だんだん気になってきた。それでも、「まさかここで長電話などするはずあるまい」と考え、またやり過ごしマンガを読んだ。
それでもまだ電話は終わらず、ついには話しが盛り上がってきて、声が大きくなってきた。いや、思えば最初から声は大きかった。多少なりとも小声で話していればやり過ごすものを、少しの申し訳なさも出さずにいる所が許せなくなってきた。ついでに話の内容も、どうでもいい、しょうもない話である。
頭に来たので一言言ってやろうと思ったのだが、まずは穏便にと、とりあえず壁をおもいっきり叩いてみる事にした。しかしまったく効果が無く、「やっぱり言ってやるしかない」と、腹を決めた。
そこでふと脳裏に、「万が一、隣の男が逃亡中の殺人犯であったら?」との疑問符が生まれ、「もれなく私も怨まれて殺される」と、即座に答えが出たのでやめた。
店員に言って注意してもらおうとも思ったが、それは何だか人の褌で相撲を取るみたいで嫌だと思ったのでそれもやめた。全く違うと思うが。
そしてもうこれは、神に与えられた試練だと思い、耐えに耐えた。よくよく考えたら自分も、どうでもいいマンガを読んでいるだけである。
マンガ喫茶にて、忍耐を得た私である。

2007年4月5日木曜日

HAPPY WEDDING!


また一人、私より先に行く人が出てしまった。東京に行ったコマツである。
昨年、彼女を札幌に残したまま東京に行ったので、自分だけが心配だわ寂しいだわで、居ても経ってもいられず、ついに東京まで呼びつけて結婚である。
ついでに嫁になってしまった彼女は、物凄い可愛い娘さんであり、コマツはえらいラッキーボーイである。あの顔で、この顔の嫁さんを捕まえたのであるから。結婚でかなりの運を使ってしまったので、この先、あまりラッキーな事は期待しない方が良いであろう。

おめでとう、コマツ&メグ。末永くお幸せに

2007年4月3日火曜日

エグヴィブ


いつもお世話になっている、忍路にあるパン屋さん「エグヴィブ」。フランスから新しい窯を入れたという事で、是非見せて頂きたいと思い、マリさんと一緒に行く事にした。
ビストロ・ヒロにて美味しいランチを取ってから忍路に向かったのだが、腹が一杯なので二人で物凄い睡魔に襲われてしまった。私が車を運転していたので、「寝たら死ぬよー」と、一人だけ寝ようとするマリさんを脅し、睡眠を阻止してやった。
何か話しをしないと本当に寝てしまいそうだったので、最近浮いた話の無いマリさんに、「もうレズって事にして生きていけばいいじゃん」と提案してあげた。ついでに、年齢を重ねる毎に綺麗になっているし、シワもシミも一つもないので、「妖怪だね」というと、それはもうカンカンになって怒っていた。私なりに誉めているつもりなのだが。
愉快な話をしたので眠気も覚め、あっという間にエグヴィブに到着である。
エグヴィブの丹野さんは、御自分で薪窯を作りパンを焼いていたのだが、さすがに7年経ち、色んな所が崩れ始めてきて、自分で作った窯では限界があると、フランスからの輸入を決めたらしい。以前の御自分で作られた窯も、とても一人で作ったとは思えぬ美しいドーム型の窯であった。頭脳明晰でなければ出来ない技である。
以前の窯は見せて頂いた事があったので、早速新しい窯を見せて頂いた。
見た瞬間に「うわあああ、凄い!」と感嘆の声を上げた。それは、新しいが重厚であり、SL機関車の様である。丹野さんは丁寧に説明して下さり、細部の色々な所まで見せてくれ、私のアホな質問にも嫌な顔一つせず答えてくれた。あまりに窯がカッコいいので、漠然とだが、「私も欲しいなあ~」と思ってしまった。
帰りの車では、先程のランチがまだ消化していないのに、エグヴィブで買ったパンを食べまくり、また眠くなってしまった。
今回は「寝たら死ぬよー」と言ってもマリさんは聞く耳を持たず、終点まで寝ていた。