2006年9月15日金曜日

気の抜けない水曜日

水曜日は危険である。
毎週水曜が定休日であるファイのクミさんと、例の如くマリさんから突然呼び出しがかかる事がある。
「前の日から言ってよ・・」と、私は再三に渡り言っているのだが、彼女等はまったく耳に入っていないらしい。水曜の呼び出しは毎回突然である。先輩でもある彼女等に、それ以上文句を言う事は私も出来ず、ふて腐れて汚い格好でお供する事になる。
以前一度だけ、前から用事が入っていたので、水曜の突然の誘いを断ると、「私達より大事な用事なんてあるの」と、すごまれた。それ以来断った事はない。
先日は、いきなり店に来て拉致された。「眉毛も描いてないし、着替えも持ってない」と言っても、お構いなしで連行された。しかもそこにはコンサドーレの選手が居るではないか。慌ててマリさんに、「ちょっとせめてメイク道具貸してよ」と言うと、「そんな物持っていない」と言われた。マリさんは化粧崩れしないのだろうか。ちょっとびっくりした。
そんな汚い私を指差しクミさんは、「ちょっとノムリンに誰か良い人居ないー?」と、事もあろうにコンサドーレの選手に言っていて、恥ずかしくて死にそうになった。居る訳がないし、居ても居ないと言うに決まっているではないか。
「こんな格好で来るのではなかった・・」と溜息交じりに言っていると、マリさんに、「何も今日は良い方だって、もっと酷い格好だと思った」と、ある意味お褒めの言葉を頂いた。

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