2006年12月6日水曜日

エース!


いつもの様に裏の部屋で新聞チラシのチェックをしていると、ヤスが物凄い勢いで飛んできて「ノムラさん!斉藤さんです!巨人の!」と言うではないか。「なに?!」と私も飛び出た。
すると、本当に元巨人軍の斉藤雅樹さんがいらっしゃるではないか。今でこそ日ハムに現をぬかしている私であるが、「斉藤、槙原、桑田」の三本柱の時代は巨人の大ファンであった。斉藤さんは2年連続20勝という、大記録も持っているはずである。20勝など、そう出来るものではない。真のエースであった。
私は興奮してしまい、いつもは有名人が来ても話し掛けたりする事はないが、この時ばかりは「斉藤さんですよね?!」と言ってしまった。
しかも斉藤さんは、非常に気さくな良い方であり、「そうですよー」と、笑顔で答えて下さった。その笑顔を見て私は調子に乗り、「すいません!サイン貰っていいですか!」と、サインをねだり、ナカイがサインペンを探している間に、「大ファンでよく物真似してました!」と、口を滑らせてしまった。
「しまった」と思ったが、それでも斉藤さんは笑って下さったので、危なく物真似を披露する所であったがそれは理性が働いた。
後にヤスに、「何で気づいたの」と尋ねると、「ごちそうさまって言った声で分かりました」と言っていた。
やはり斉藤さんの声は物真似したくなる声である。

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