マーカスが、私達がクリスマスマーケットをお手伝いした御礼に、食事に招待してくれるというので、「そんなつもりで手伝ったのではないからいいのに」と言いながら、二つ返事でお受けした。 ピアッツァの店にて待ち合わせする事にしたのだが、当日になりマーカスから連絡が来て、ススキノのロビンソンに変更になった。「はいよ了解~」と、自分だけ分かってヤスに伝えるのをすっかり忘れていた。 コマツとシラキは、マーカスから変更の連絡が来たらしく、ロビンソンに来たが、やはりヤスは現れなかった。当然である、言ってないのだから。 慌ててヤスに電話し、「ごめん!ごめん!」と平謝りすると、ヤスは電話口で「うそー!ロビンソン!?」と、声がひっくり返ってまたオカマ口調が出てしまっていた。 やっとヤスが到着し、「ほんとごめん」と言ってヤスをみると、マフラーとは思えない薄いチェックの布を巻いていたので、「テーブルクロス巻いて来たのか」と、言ってやると、コマツとシラキがぐっと笑うのを堪えていた。ヤスが遅れてきたのは私のせいであるのに、本当に私は悪い人間である。ついでにマーカスには、店に着いて「テーブルクロスひいて下さい」と言われていた。 マーカスに連れて行ってもらった店はとても美味しくて、しかも私達はたくさん食べた為、結構なお値段であったように思う。時給に換算しても、あんなに働いてないであろう。 これは今年の暮れのマーケットも張り切って手伝わねばならぬ。 |
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