せたな
今年もまた、海産物を食べるだけの為に、ヤマヨ斉藤漁業へ嫁いだ友人が住む「せたな」へ行ってきた。いつも思うが、せたなは遠いし田舎である。道中、曲がらなければならない道を何度も見落としそうになる。山と海以外、目印となる物が何もないのである。それでもまだ今年は、町が合併した為、大きな看板が出来ていて分かりやすかったが。今年は「カニ漁に連れて行ってやる」と言われ、私は嬉しくてたまらなかったが、「私以外の人は嬉しくないのでは」と言った所、「危ないからお前だけだ」と言われ、妙に納得した。天気は良かったが、海の上は以外にも肌寒かった。「夏でこんなんなら、冬もっと寒いしょ」と聞くと、寒さに慣れてない、11月くらいが一番堪えると言っていた。漁師さんは凄い。私には絶対無理だ。船の上では大活躍の旦那であるが、陸に戻ると早速私の友人である嫁に叱咤されていた。カニ漁に魅せられた私は、「たまには船に乗って旦那の仕事ぶり見な」と友人に言ってやると「やだね」と、一言で片付けられてしまった。そして私達一行は、散々飲み食いした分を、一銭も払わず帰ってきた。ついでに「来年も絶対来るから」と言って。
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