今春に入社したてのナガイ君。しっかり者だが、仕事はまだまだ覚える事が一杯である。 彼は洗い場がメインの仕事であったが、慣れてきたようなので、簡単な前菜やサラダ、デザートを作ったり、オーダーをまとめて厨房内に伝える場所に移動させた。 このポジションの仕事は、慣れるまではオーダーをまとめるのが一苦労なのだ。忙しい時は、この場所の人がしっかりしていなければ厨房が機能しなくなる。かくいう私も、当初はかなり泣かされた。ホールからも、厨房からもまくし立てられて、大至急家に帰りたい気持ちであった。 ナガイ君も勿論ちんぷんかんぷんである。出来ない危機感を自分でも感じているらしく、その魔のポジションにて、「社長に怒られる夢を見た」と、危機感を募らせていた。 私がいつか来た際には、スマートにオーダーをさばいているナガイ君を見たいものである。 |
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