いつもお世話になっている、忍路にあるパン屋さん「エグヴィブ」。フランスから新しい窯を入れたという事で、是非見せて頂きたいと思い、マリさんと一緒に行く事にした。 ビストロ・ヒロにて美味しいランチを取ってから忍路に向かったのだが、腹が一杯なので二人で物凄い睡魔に襲われてしまった。私が車を運転していたので、「寝たら死ぬよー」と、一人だけ寝ようとするマリさんを脅し、睡眠を阻止してやった。 何か話しをしないと本当に寝てしまいそうだったので、最近浮いた話の無いマリさんに、「もうレズって事にして生きていけばいいじゃん」と提案してあげた。ついでに、年齢を重ねる毎に綺麗になっているし、シワもシミも一つもないので、「妖怪だね」というと、それはもうカンカンになって怒っていた。私なりに誉めているつもりなのだが。 愉快な話をしたので眠気も覚め、あっという間にエグヴィブに到着である。 エグヴィブの丹野さんは、御自分で薪窯を作りパンを焼いていたのだが、さすがに7年経ち、色んな所が崩れ始めてきて、自分で作った窯では限界があると、フランスからの輸入を決めたらしい。以前の御自分で作られた窯も、とても一人で作ったとは思えぬ美しいドーム型の窯であった。頭脳明晰でなければ出来ない技である。 以前の窯は見せて頂いた事があったので、早速新しい窯を見せて頂いた。 見た瞬間に「うわあああ、凄い!」と感嘆の声を上げた。それは、新しいが重厚であり、SL機関車の様である。丹野さんは丁寧に説明して下さり、細部の色々な所まで見せてくれ、私のアホな質問にも嫌な顔一つせず答えてくれた。あまりに窯がカッコいいので、漠然とだが、「私も欲しいなあ~」と思ってしまった。 帰りの車では、先程のランチがまだ消化していないのに、エグヴィブで買ったパンを食べまくり、また眠くなってしまった。 今回は「寝たら死ぬよー」と言ってもマリさんは聞く耳を持たず、終点まで寝ていた。 |
2007年4月3日火曜日
エグヴィブ
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