2005年12月22日木曜日

当選

家に帰ると宅急便の不在連絡票が入っていた。物は何かと思えば、「景品」と書いてあった。
「はて、景品とは何だ」と、しばし考え思い出した。「懸賞に応募したあれだ!」
大きな液晶テレビの懸賞に応募したのだ。送り主もそこからである。間違いない。
一気に興奮度が高まり、「生きてて良かった」「これが当たったなら有馬記念当たらなくても悔いはない」などと考えながら、再配達をお願いした。
翌日、その「景品」が届いた。それはダブルチャンスで当たった、ハンドソープ詰め合わせであった。「ぬか喜びさせやがって」と憤慨していたが、冷静に考えると、「大型の液晶テレビなら「液晶テレビ」って書いてあるよなあ」と、自分の愚かさを悔いた。

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