2007年3月27日火曜日

地震

幼少時代、短い期間であるが日高にて過ごした。正直、楽しい思いでは皆無に等しい。
その中でも一番記憶にあるのが「浦河沖地震」である。
その日は日曜日であったにもかかわらず家には誰もおらず、小学生であった私は一人で「ラブアタック」を見ており、いつしか「かぐや姫」になる日を夢見ていた。そこに大地震はやってきた。テレビは消え、タンスは倒れ、冷蔵庫も開いた。外に出ると、家は傾き、道路はひび割れ、「ノストラダムスの大予言だ・・」と、恐くなった。
日高なのでちょいちょい地震はあったので慣れていたつもりであったが、さすがにあれ程の揺れは後にも先にも無い。

大きな地震がある度に、いつもこの事を思い出す。本当に、天災は忘れた頃にやってくるのだ。

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