2005年3月31日木曜日

サッカー


ピアッツァは社長を筆頭にサッカー好きが多い。ナカイ、コマツは学生時代はサッカー部所属であったらしい。
今時期のワールドカップ絡みの試合等は、皆ビデオ録画をしてくる。私はさすがにそこまではしないが、結果は気になるので携帯で情報を得る。しかしビデオ録画チームに結果を言うと怒るので、コソコソと見ている。
昨日の試合も皆、「そろそろ終わった頃だね」と言いながら、楽しみにしているようであった。
そこへまっつんがえらく沈んでやって来た。どうしたのかと尋ねると、今日のサッカーの試合をビデオ録画してきたのに、お客様から結果を聞いてしまったというのだ。
「あらあらそれはかわいそうに」と言ったものの、ふと疑問が湧いた。
まっつんて、サッカー好きだったろうか?今までサッカーの話をしているまっつんを見た事はない。他の者も同様に疑問を抱いていた。どうもにわかファンという感が否めない。

まあしかし、にわかファンでも良いのだが、ショックを受けたまっつんの一言の方が、私にはショックだった。
「ナカイさん、結果聞こえたら困るから耳閉じておいた方がいいですよ」
耳は閉じれない、ふさぐのだ。

2005年3月30日水曜日

餃子


本日の賄いは餃子であるらしい。90個作るという。今日は4人居るので、一人20個以上は当たる事になる。
このような量は、私達にとっては普通であるのだが、人より少し感覚がずれているので分からない。
餃子20個は朝飯前である。先日など私はタコ焼きを40個食べた。100個食べれると思っていたが、タコ焼きは意外に腹が膨れる。

この様な事は何の自慢にもならないのは承知の上だが、つい言いたくなってしまう。デブの変な見栄である。

2005年3月29日火曜日

開幕

昨日、日ハム戦を見てきた。混んでいると踏んで、私は西武側に陣取って見ていた。社長とヤスも行っていたのだが、彼等は早くから並び、日ハム側で見ていたらしい。
ホーム初戦だったので盛り上がっていた。私の後ろの席のおっさんも一人で盛り上がっていた。おっさんは全てのプレーに文句をつけていた。誰かがエラーをしたら「お前明日から二軍だからなああーー!」と、勝手に決めたり、選手交代があると「ヒルマンさんよー頼むよーー」と言ったりと、おっさんは非常にエンジョイして見ていた。
フライが上がった時に「また天ぷらかーーこの野郎ーー!」と言うので、友人に「天ぷらって何」と聞くと、「フライの時に言う。ゴルフもそうである」と言われ、おっさんを通じてどうでも良い事を覚えたりした。

今日は日ハム勝ったそうではないか。私が行く試合はことごとく負けるというのに。

2005年3月28日月曜日

将来

その昔私は、学校の先生になりたいと考えていた。当たりが良かったのか、常に素敵な先生に出会い、「私もああなりたい」と思っていた。しかし今思えば、学力的にも人格的にも無理である。
そして結果的にはコックになった。食べるのが大好きであるから、当然の結果であろう。今思えば他の仕事は考えられぬ、大食いの私にはまさに天職である。

教師になろうなどと思っていたのが恥ずかしい。何ほど生徒の前で給食を平らげていた事か。世の為人の為にもならなくて大正解であった。

2005年3月26日土曜日

口の悪さ


私は口が悪い。男ばかりの職場で働いているからではない。元からである。
今では皆慣れて、何を言おうがさほど驚きもしないが、コマツなどは入社当初は驚きの連続だったという。
賄いで、コマツが初めてハンバーグを作ったのを食べて私は、「何よこれ、肉丸めて焼いただけだろ」と言って、味噌汁を飲んだかと思えば、「しょっぺー」と言ったという。
仕舞いには、コマツは今でこそ太っているが、入社当初はあばらが見えるほど痩せていたので、それを見て私は「オマエ顔デカくて四角いのに、体は貧相だなー」と言ったという。
確かに全部言った覚えはあるが、そんなに酷い言い方をした覚えはない。しかしコマツの話だけ聞くと、何と私は血も涙もない人間なのか。少し考え直さねばならぬ。

とは言っても明日の朝にはまた忘れて、暴言を吐いているはずであるが。

2005年3月24日木曜日

季節の変わり目

年を取ってからめっきり季節の変わり目に体調を崩す様になった。春先は必ず咳が止まらず、喉がちぎれそうに痛くなる。今その真っ最中である。咳は意外にやっかいで、思わぬ時に突然出たりするから困る。
そんな話を以前友人としていて、「私の見解としては、空気が乾燥しているから喉が痛くなると思う」と述べた所、友人は、はっきりくっきりと「いや、人糞のせいだと思う」と言った。アホである。本当は「粉塵」と言いたかったらしい。
私は呆れ返って、「人糞て、ウンコの事だから」と何回も言ってやった。

春が来て、咳をする度にこの事を思い出す。

2005年3月23日水曜日

岩盤浴

先日の「あるある大辞典」で、冷え性は太る、みたいな事をやっていた。まさに私はデブの寒がりなので、大至急手を打たねばと、思いついたのが岩盤浴であった。
岩盤浴へ行った人は皆、口をそろえて「いい」と言う。是非行ってみたいと常々思っていたのだ。
初めてであったので、店員さんに色々と説明を受けた。あまり汗をかく方ではないので、大丈夫かと心配であったが、何のことはない。穴という穴から汗が噴き出す勢いであった。これはいい。これからも定期的に行く事にしよう。

冷えが改善され、ダイエット効果に繋がる事を祈る。

2005年3月21日月曜日

テレビっ子

テレビが大好きだ。自宅に帰り一番最初にする事は、テレビのスイッチを入れる事である。
これに関しては、他の人も大体そうだと思っていた。しかし例外を見た。
友人宅に遊びに行った際、家に入るとまずCDをかけたのだ。度肝を抜かれた。
「私が遊びに来てるから気を使って音楽をかけたのか」と尋ねると、普段からそうしてると言うではないか。随分とお洒落な暮らしをしている。私などは、寝る時さえもテレビをオフタイマーにして、見ながら寝るというのに。

そんなテレビっ子であるのに、今日は大好きなドラマ「不機嫌なジーン」を録画し忘れてしまった。ショックである。

2005年3月19日土曜日

37才

只今ピアッツァに来ている実習生に、私が何才に見えるかと聞いた所、彼はなんの躊躇もなく「37才」と言った。たいした変わらないが、私は37才ではない、32才である。
遠慮せずに思った通り言ってくれとは言ったものの、もう少しおべっかを使えというものだ。
彼はみんなに「今回の実習の評価は低いかもしれないけど、それは仕方ないよ・・」と言われていた。

29才と言っていたら、何か変わっていたかもしれぬが。

2005年3月18日金曜日

シチリア


イタリア南部、シチリア旅行から戻られたお客様にお土産を頂いた。色々なサラミが描かれたエプロンである。ステキだ。さっそく自宅で使わせていただこうと思う。
2週間くらいの日程で、主にシチリアを中心に滞在したらしく、映画「グランブルー」に出てくるホテルにも泊まったという。なんとも羨ましい。

ちなみにまっつんは、また発揮して、「シリアに行かれたんですか?あそこ危なくないんですか?」と言っていた。さすがである。

2005年3月17日木曜日

好きな芸能人

先日、友人達と好きな芸能人について話し合った。
私が「福山雅治」と言うと大ブーイングであった。確かにかっこいいが、その答えは30過ぎたらイタイからやめろと言うのだ。
「じゃあ、あんたは?」と、友人に聞くと「レオナルド・ディカプリオ」と彼女が答えた途端、先程以上のブーイングが起こった。外国人を挙げるのは現実逃避の現れだ。
もう一人の友人に聞いた所「竹野内豊」と言った。これまた微妙である。かっこいいが、ちょいと時代遅れであろうという事になった。
では一体どういった答えであればいいのか。好きな芸能人で、その人の好みや、センスが分かるというものだ、下手な事は言わない方が良い。それが初対面の人に対してなら尚更である。
散々話し合った結果、私達の様な30過ぎた女くらいであれば「椎名桔平」が妥当であろうという事になった。間違っても、V6の岡田君とかタッキー等と言ってはいけない。

レオ様好きの友人は「椎名桔平」と言う練習をしていた。誰か彼女に「好きな芸能人は?」と聞いてやって欲しい。

2005年3月16日水曜日

実習生

1年に何回か調理学校から実習生がやってくる。実習に入る前に、面接と称した打ち合わせをする為に、店に一度顔を出しにくるのだが、それが毎回笑わせてくれる。
前回の実習生は、電車を1本逃したらしく、面接時間に間に合わなくなりそうでダッシュしたらしく、「はあはあはあ、すいません、はあはあ、あのー、はあはあ」と変質者ばりに電話をかけてきた。
今回の実習生は、店の場所がまったく分からないらしく、これまた電話をかけてきたので、大吉が説明したらしいのだが、時間になっても来ない。するとまた電話が来て、「東急ストアから言われた通りに向かったのに、気づいたらまた東急ストアに戻ってきてしまった」と訳の分からない事を言うらしく、ついに大吉は電話を持ったまま外に出て、手を振って呼んでいた。

たった10日間だが、一緒に頑張ろうではないか。

2005年3月13日日曜日

ホワイトデー


14日が月曜日で定休日である為、今日13日に社長をはじめ、店のみんなにホワイトデーのお返しを貰った。
日々お世話になってるみんなに感謝の気持ちを込めて、と思いバレンタインデーにチョコレートを渡している。お返しを期待しているつもりは毛頭ないが、みんな色々な物をくれるので結局の所楽しみではある。
自宅に持ち帰ると、全部一日で食べてしまうおそれがあるので、ワインや乾物しか持ち帰ってこなかった。
とりわけ大吉から貰ったポテトチップスは、何故か感慨深いものがあった。もし自分に子供が居て、何かを貰ったら、こんな気持ちかもしれぬ。

とにもかくにも、みなさんありがとう。

素朴な質問

お客様で、新聞記者の方がいらっしゃる。
普段は、素敵な奥様と一緒にご来店になるのだが、只今奥様は旅行中であるらしく、今日はお一人で来てくださった。
いつもはお二人の邪魔になってはいけないと思い、くだらない事は言わない様にしているが、今日は思い切って常日頃気になっていた新聞の事を聞いてみた。
しかし聞いた事とは、「自分の書いた記事って新聞に載ってるんですか」とか、「卓上四季って偉い人が書いてるんですか」等、アホ丸出しの事ばかりである。言った後に、あまりに低レベルな質問をした自分を悔いた。

そんなプロの方に「日記見ましたよ」と言われ、顔が真っ赤っ赤になる思いであった。

2005年3月11日金曜日

ペット

犬が好きだ。小さい頃は家で犬を飼っていた。
その頃の写真があるのだが、子犬にもかかわらず私は、自分の乗ったソリをじゃんじゃん犬に引かせているのだ。悪魔である。当時も兄に、「かわいそうだからもう止めろ」と、怒られたのを覚えている。何度その写真を見ても心が痛む。子供とは残酷である。
今住んでいる所は、ペットを飼っても良いので、友人に言ってみると「一人暮らしで、車もあって、その上ペットまで飼ってたら一生一人だ」と言われたので、慌ててやめた。

そういや以前、犬を飼ってる友達の家に遊びに行き、「犬大好きなんだー」と言いながら撫でると、大人しいのが自慢な犬に、おもいっきり噛みつかれた事があった。
好きでも馬が合わない事もあるかもしれぬ。

2005年3月10日木曜日

御対面


社長とイチコさんの赤ちゃんが初めて店にやって来た。
みんなで「小さい、小さい」と、騒ぎ立て見ていると、イチコさんが「抱いてみる?」と言う。「コワイからいいです」と言ったのに、ずいっと差し出すので抱いてみた。
頭は私の拳くらいの大きさで、体は腕くらいである。あまりに小さくて、壊してしまいそうで本当に怖い。眠そうであったが、全然泣かないお利口さんであった。
そして、何故かヤスが赤ちゃんを抱いている所を写してみた。

ちなみに、社長とイチコさんがペアでオレンジのフリースを着ているが、以前私がその事について聞いてみると、イチコさんがきっぱりと「あたしの方が先に買ったのよ!」と言っていた。

2005年3月9日水曜日

オートロック

私の住むマンションのオートロックに腹が立つ。五分五分の確率で、開けてもすぐロックされるのだ。
1回で入れたらラッキーで、2回目で入れるのが常である。3回目ともなると鼻息も荒くなるが、それも多々ある。
しまいには自分の中で、「今日1回で入れたら明日良い事が起こる」等と、小学生並みのまじない染みた事をしている。

バカバカしいと思いながら、今日は1回で入れたので、明日は何か良いことがあるかもしれぬと思ってる。

2005年3月8日火曜日

マリナーラ


江別で女性が一人でやっているイタリア料理店、「マリナーラ」がある。
彼女は店名通り「マリ」という名であり、私は親しくさせてもらっている。私よりいくつか年上であるが、何処に一緒に出かけても私の方が年上に見られる。その上、美人である。
そんな彼女が引越しをしたので、新居を訪問してきた。私一人しか行かないというのに、バカみたいな量の食事を作って待っていてくれた。期待に答えて全部平らげて来たが、次の日まで腹が苦しかった。
そういえば前も「マリナーラ」の方に一人で食事に行った際、かなりの品数と量が出てきて、デザートあたりで苦しくなり「結構お腹いっぱいだ」と言うと、「そりゃそうだ、全部二人前ずつ出したもの」と言われた。いったい人の事をなんだと思っているのだ。

今度は私が、スープカレーで応戦する事にした。米4合炊いて挑もうではないか。

2005年3月7日月曜日

ホール&オーツ


なんと、ピアッツァにホール&オーツが食事をしに来た。
予約の際に、厚生年金会館から来るという事だったので、もしや何かのコンサート帰り?とは思ったが、まさか御本人とは、いやはやである。
こんな外国のビックスターに会える機会などそうそうない。私はかなり興奮していた。
しかし興奮していたのは私と社長だけだった。なんと他の者は全員、あのホール&オーツを知らないと言うのだ。かわいそうに、今ここにいらっしゃるというのに、その有難みが分からないなんて。

しかも、気さくでとても良い人だった。ボトルにサインをしてくれ、最後に私は握手までしてもらった。感無量である。CDを買いに行こうと誓った。

2005年3月5日土曜日

録画ミス

今日は映画の「ザ・ロック」がテレビでやるので録画していった。はずだった・・。
帰って来てみると、何も入っていないではないか。今日の夜のお楽しみとして撮って、おつまみ昆布を食べながら見ようと思っていたのに、すっかり計画が狂ってしまった。
映画や海外ドラマが好きでよく見る。
「ザ・ロック」は終わり方が好きだ。「ショーシャンクの空に」も、終わり方が良い。とは言っても、映画に対してそれほどこだわりがある訳ではない。何でも見る。最近は「24」がお気に入りで、夜な夜な見ていた。どのシーズンを見ても、キムがわがままで頭に来る。国の一大事で働いてるパパに、ちゃらちゃら電話するなというのだ。

しかしまだ韓流ドラマにははまっていない。見たら意外にはまって「ヨン様」等と言い出すだろうか。

2005年3月4日金曜日

野球

札幌ドームに巨人VS日ハム戦を見に行った。
野球は昔から大好きで、中学生の時には野球部に入れないのでソフトボールをやっていたほどだ。そして巨人のファンであった。テレビの中継を見る度に、いつかは東京ドームで野球を見たいと思っていた。
それが今では札幌ドームができ、日ハムが来た。東京まで行かなくても、プロ野球がちょくちょく見られるのだ。なんとも嬉しい限りである。
昨日の私のお目当ては、何と言っても清原である。日ハム側のアッパーシートであった為、清原はえらく遠くであったが、それでも清原からは遠くの私にまで伝わるオーラがあるように感じた。素敵だった。私が男だったら、間違いなく坊主にしている。

ピアッツァ開店当初から、パートに来てくれている重鎮のヒラガさんも見に行っていたらしく、「清原ステキだったわ~」と言っていた。ヒラガさんが言うのだから間違いない。

2005年3月1日火曜日

焼肉

焼肉を食べに行った。
行く前まではそれほど乗り気ではなかったが、店のドアを開け、あの匂いを嗅いだ瞬間に俄然やる気が出てきた。
あり得ないほど注文し、全部平らげた後に追加でプルコギを頼んだ。正直、プルコギとは何かと知らずに頼んだので、出てきてちょっとびっくりした。しかもプルコギは、2人前からの注文であった為、量も充分あったのだ。友人は食べる前からギブアップの声を上げていた。
ここからが私の出番である。冷麺も大ライスも食べた私の、この上まだプルコギ2人前を食べる姿を見た友人は、「初めて尊敬した」と言っていた。

焼肉屋を後にし、軽く飲んだ後、帰り際に「ラーメン食べるか?」と言った私に、友人は黙って私に冷ややかな視線を送ってくれた。