2005年7月31日日曜日

暑い日


昨日より多少ましであるが、今日も暑い。厨房の中は、ますます暑い。暑くなると皆、話さなくなってくる。ヤスはずっと不機嫌な顔で仕事をしていた。そこへ私が、やいのやいのと話しかけるので、ますます暑がっていた。友人達から来るメールも「暑い」だの、「ビール飲みに行こう」だのと、そんなのばかりである。
しかし、去年よりは100倍ましである。去年の連日の猛暑は堪えた。毎日仕事帰りに近所の銭湯に寄り、今まで入った事がなかった水風呂に初めて入ったりした。

夏なんだから、多少暑い位が良い。アイスの消費量は異常に増えるが。

2005年7月29日金曜日

花火大会

今日は、豊平川で花火大会が催されると思っていたが、大雨が降っていたので「しめしめ、これは延期だ」と思った。
ネットで延期の場合の日時を調べた所、「次週の月曜日から水曜日のどれか」とあったので、「行ける!」と思い、鼻歌交じりで仕事をしていると、「今日花火やったんですって!」と、情報が舞い込んだ。
あんなに雨が降っていたのに打ち上げるなんて、随分と強行突破ではないか。驚いた。
しかし、「花火、花火」と騒ぐ年でもないので、また来年に期待する事にした。

2005年7月28日木曜日

好物

店の皆に、「好物は何か」と突然尋ねてみた所、ほとんどの者が「寿司」と答えた。例外だったのは、コマツの「カレー」と、社長の「羊の肉」という答えだ。
ヤスが「すき焼きも捨て難い」というので驚いた。私の中ではランキング外である。「すき焼きなんて」という様な発言をすると、「あんなに焼肉食べるのに、すき焼き嫌いなんですか」という様な事を言われたので、「焼肉だって好きという訳ではない、寿司の前では全てが霞んで見える」と言ってやると、全員がびっくりしていた。私はそれ程焼肉を食べるのだ。
コマツがぼそっと「誰もスパゲッティって言わない・・」と嘆いていた。本当である。言われるまで気付かなかった。

2005年7月27日水曜日

瀬棚ツアー


今度の月曜日に、友人達と毎年恒例の「瀬棚ツアー」に出かける。瀬棚の漁師に嫁いだ友人の陣中見舞いのつもりが、いつの間にか海産物が目当てで行く様になってしまった。そのくらい私達を虜にする程、瀬棚の海の幸は旨いのだ。
そして友人が用意してくれるのは、海の幸だけでなく、夜には村の青年部の人達まで用意してくれる。今年は「牛飼い」の人が、搾乳の時間に当たらなければ合流すると言っていた。
こんなにまでしてくれる友人に、私が用意している手土産は、セールにて980円で買ったパーカーである。

2005年7月26日火曜日

歓送迎会

まっつんのお別れパーティーと、新しくアルバイトに入った人達の、歓迎パーティーした。お決まりの、焼肉とカラオケである。
散々飲んで、食べた後に、カラオケの「エル・カーサ」に移動して二次会である。どうでもいいが、あそこは以前「エル・サハラ」ではなかったか。いつから「エル・カーサ」になったのだ。
カラオケでは、いつもの通り、まっつんと大吉の応酬であった。まっつんが入れた曲がかかると、「うわ、この曲長いんだよなー」と大吉が言い、大吉の入れた曲がかかると、まっつんが横から出てきて、勝手に歌うといった感じである。うちのカラオケは無法地帯である。無礼講どころの騒ぎではない。
皆朝まで騒いで帰宅した。まっつんは家が遠いので、ナカイの家に泊まらせてもらったらしい。帰宅してから、少し飲み直したらしいのだが、まっつんが「もう眠いから寝ましょう」と言うので、床に就いたという。そして朝起きるとまっつんは「全然寝れなかったです」と言い、速攻帰ったらしい。
最後の最後までこれである。

2005年7月23日土曜日

キムタク・シラキ


シラキは異常な位、格好つけるのが大好きである。特に、女の子や新人が居る時は顕著に見られる。
そして大吉はよく、シラキの武勇伝を聞かされるらしい。シラキは千歳出身なので、「千歳のここがすげえ」だの、「オレのここが格好いい」だのと、自慢話に花が咲くらしい。
確かにシラキを見ていると、どう見てもキムタクの真似してるだろ、と思う時が多々ある。今日も、変に格好をつけてナカイに指摘され、皆に笑われていた。

格好つけるのは勝手だが、新人を捕まえて、武勇伝の洗礼を受けさせるのだけは止めて欲しい。

2005年7月22日金曜日

ビアガーデン

ついに昨日から、大通り公園でビアガーデンが始まった。
毎年、物凄く行きたいと思っているのだが、思えば4、5年行っていない。今年は絶対に行き、出来れば「ビール早飲み競争」とかに出たい。あれは今でも行われているのだろうか。
今度の月曜日には、何があってもビアガーデンに行く。外で飲むビールは格別である。

2005年7月20日水曜日

イワオ


ふと気付くと、またヤスの頭が大きくなっていた。髪の伸び方が異常に早いのだ。
「なんか岩みたいだから、今日からヤスダイワオって名前ね」と命名してあげた。
「イワオ、イワオ」と呼んでいると、結構皆に浸透していき良い感じである。マリコにも、「ヤスの名前知ってる?イワオっていうんだよ」と、言ってやると、「そうでしたっけ?」と、疑問を抱きながらも「ヤスダさん、イワオさんでした?」と、ヤス本人に聞きに行っていた。良い傾向である。あと2、3日もすれば、皆イワオと呼ぶであろう。
そう思っているとヤスが、「今日絶対に髪を切ってくる」と言い出した。
せっかく良い名前を付けてやったのに、がっかりである。

2005年7月18日月曜日

挨拶

只今ピアッツァは、いつになく大所帯である。
実習生が3人に、新しいアルバイトの人が2人と、計5人も普段より多いのだ。しかし皆、実習生と新人であるので、仕事の方は半人前の為、昨日はイチコさんが助っ人に来てくれた。私達はイチコさんが現れると、「おはようございますっ!」と頭を深々と下げて挨拶する勢いであるが、新人達は状況が把握できていない様なので、「あの人は店で一番怖い人だから、ちゃんと挨拶しなきゃ駄目だよ」と言ってやると、「そうなんですか・・」と真顔で返された。新人が改めて挨拶してる所に「命だけはご勘弁をって言え」と、横からちゃちゃを入れると、「今日の所は許してやろう」とイチコさんが仰っていた。
お代官様は心が広くていらっしゃる。

2005年7月17日日曜日

ノム宅

先日、実家へ帰ると玄関周りが綺麗に変貌していた。どうしたのかと母に尋ねると、「向かいの家が、庭や玄関周りを業者に頼んで整備してもらった所、あまりにも素敵になり、我が家が貧相に見えて仕方ないので、家も頼んだ」という。しかも向かいの家に業者を紹介したのは、母だというのでこれまたやるせない気分だったらしい。
「ついでだから裏の庭も頼んだ」と聞いて、「それは良かった」と思った。裏の庭は、父が好き放題に何でも植えまくり、松の隣りにバラ、その隣りはキュウリ、などという具合になっているのである。父は洋服でも、柄物のズボンに柄物のシャツを合わせるという、ハイセンスの持ち主であるので、庭も言った様な具合なのだ。
「今度は庭を触らせない」と母は断言していた。しかし、立派になった庭を見たら、父は居ても経ってもいられなくなり、また何か買って来て植えるであろう。

2005年7月15日金曜日

盗難

出勤すると、シラキのカスタム自転車が見当たらなかった。いつも私が車を置く場所に、堂々と自転車を置いているので、20回くらい注意して、最近やっと普通の場所に置くようになった。なので、毎朝シラキの自転車をチェックするのが日課となっている。
「もしや遅刻か」と思い、店に入ると、いつも通り、「おはよーございますっ」と必要以上に元気に居た。自転車はどうしたのかと尋ねると、なんと盗まれたと言う。
「あの自転車を盗まれたの?!」と、私も朝から眠気が一気に吹っ飛んだ。シラキの自転車といえば、籠の代わりに牛乳箱が取り付けられていて、最近ではマーカスにも、虎の「パフパフ」と音の鳴るクラクションまで付けられ、ますますパワーアップしていて、尋常な精神の持ち主であれば、とても乗ろうとは思わない代物である。それが盗まれたというのであるから一大事である。
シラキは、「近所の中学生が、毎朝オレの自転車見てたんっすよ、絶対あいつらですっ」と言っていたが、真相は定かではない。
そして、盗まれたと騒いでいるが、鍵はもちろん掛けていなかったので、当然といえば当然である。

2005年7月13日水曜日

さよならまっつん

長い間アルバイトに来てくれていたまっつんが、明日引退である。
私は明日、シフトの関係上、まっつんとは会えないので昨日で最後であった。「今日でまっつんと会うの最後か、ラッキー」と言っていると、社長が「いいなあ」と言うのでうけた。
数々の伝説を築き、惜しまれつつ明日ピアッツァを辞めるまっつん。私もたくさん迷惑をかけたと思うが、その代わりまっつんにもたくさん迷惑をかけられた気がするので、ちょんちょんである。お互い水に流そう。
今後は医療関係の仕事に就くらしい。いつも休憩中にさえ、一生懸命勉強している姿を見ていたので、是非とも頑張ってもらいたい。
そして、いつでも店に遊びに来て欲しい。
長い間お疲れ様。

2005年7月12日火曜日

生ハム

現在来ている実習生に、生ハムを切ってあげた所、「生ハムとメロンて旨いですか」と言うので、「あたしならメロンと食べるなら、むしろご飯に乗せて食べたいけどね~」と言ってやると、目を丸くしていた。
後に考えて、あの発言はコックとしてあるまじき発言かと考え直し、「イチジクと生ハムなら好きかも」と、かなり時間が経った後に実習生に告げると、「あ、はい・・」と言っていた。今更なんだ、といった感じである。

発言には気をつけねばならぬ。

2005年7月10日日曜日

宝石


瀬棚に住んでいる友人は、ショッピングが大好きである。札幌に来た時は「欲しい物何も無かった」と言いながら、両手一杯に袋をぶら下げている。そして2、3回使っただけですぐに飽きて、カバンやら洋服やら、お下がりが私達に回ってくる。彼女はあの買物癖が無ければ、家が1件建つのではないかと思うほどである。
しかし如何せん瀬棚に住んでいる為、ふらっと買物に行く訳にはいかない。7月から始まっているセールにも、行けずじまいで不憫である。いつも世話になっているので、Tシャツを買って送った所、アワビとヒラメが届いた。セールのTシャツが、アワビとヒラメに化けたのだ。私にとってはダイヤモンドより価値がある。
一人で全部食べたいが、それも大人気ないかと思い、少しだけ皆にもあげた。少しだけである。

2005年7月9日土曜日

ダイエットペプシ

日記を見た友人から、怒りのメールが来た。
要は、「毎日ペプシ飲んでるなんて、何ほど太りたいのか」という内容であった。そういえば言い忘れていたが、買っているのは「ダイエットペプシ」なので、カロリーは0である。その旨を伝えると、「それは安心したが、ボトルキャップ集めるなんて、どこまでわんぱくなんだ」と、叱咤された。ここに書いたのが間違いであった。

今日もまた「ダースベイダー」が出た。

2005年7月8日金曜日

ペプシ


この所、毎日ペプシを飲んでいる。というのも、ペプシに付いているスターウォーズのボトルキャップを集めているからである。
毎朝、出勤途中にコンビニに寄り2本買ってくるのだが、出てくる物、出てくる物、全て悪役ばかりである。今日はついに「ダースベイダー」まで出た。
するとヤスが「ノムラさんダークサイドに引き込まれてんじゃないですか」と言い出した。私の心に曇った部分があるのか。もしそうなら、ペプシの飲み過ぎのせいだ。
ヤスが大きな声で「ノムラさん、フォースと共にあれ!」と言っていた。

2005年7月7日木曜日

セール

夏のセール時期であるので、皆休日を利用して買い物に行ったらしい。
私がいつも「ダサいダサい」と言っているヤスは、嫁にお願いして色々買ってもらったらしい。本人は満足気であったが、まだ見ていないので何とも言えぬ。
コマツは、お洒落なのはいいのだが、いかんせんブタの為着れる服がなかったらしい。
うけたのが大吉である。買い物ついでに4プラでコンタクトも買ったらしいのだが、買い終えて4プラ内の違う店で洋服を物色していた所、「先ほど、コンタクトをお買い上げの恩田大吉さま、恩田大吉さま~」と館内放送で呼ばれたという。すると隣に居たカップルが「いまどき大吉って名前もないよね」、「めでてー名前だな」と、隣に御本人様が居るのも知らず、楽しそうに言っていたらしい。「なまら恥ずかしいっすよ」と少しキレ気味で言っていた。確かにこんな漫画の様な話は聞いた事がない。
私も時間が空けば買い物に行っているが、コマツと同様、太っている為何も似合う物はなかった。

2005年7月6日水曜日

ファイ


私達、店の者全員がよく行くワインバー「ファイ」の皆様が食事に来てくださった。
とても素敵なお店で、隠れ家的な感じもあり、夜な夜な各界著名人が集まっている。
私がファイへ行く時は、大概何件か飲んだ後に行くので、いつも醜態を曝して帰って来る事になる。「こないだのノムリンは酷かった。手が付けられなかった」と、行く度に言われる。

たまにはスマートに飲める所を見せたいので、今度は1件目に行く事にする。

2005年7月5日火曜日

工場見学

いつもお世話になっている日高乳業さんの所へ、工場見学に行って来た。
私は何年か前にも行った事があるので、「そうだった、そうだった」という感じで見ていたが、他の者は楽しそうに牛乳が詰められる所などを見て、感嘆を上げていた。
全て見終えた後に、作りたてのモッツァレラを食べさせてもらった。他にもコーヒー牛乳やら、フロマージュブランのデザートやら、いっぱいご馳走になってしまった。
私は地味に乳製品はあまり好んで食べる方ではないのだが、日高乳業のコーヒー牛乳とフロマージュブランのデザートだけは大好きである。しかし、ほとんど小売りしていない為、スーパー等には売っていないので必然と食べる機会は少ない。
そんな話を部長さんにすると、「いや~正直フロマージュブランはやめたいんだよ、でもこれ金賞取っちゃってさ、やめるにやめれないのさ」と、爆弾発言をし始めた。
他にも部長さんは、「モッツァレラ始めるって時も、こんな味もそっけも無くて牛乳くさいチーズなんて売れるのかと思ったよ~」等と、次々に言い出し、私は笑いが止まらなくなった。
帰りに、私が一押しのコーヒー牛乳を、一人1ケースも頂いて帰ってきた。車中、「あの部長さん、なんまおもしかった」と何回も言っていたら、一緒に行ったマリさんが「あの様な人がタイプなのか、そーかそーか」と言って、妙に納得していた。そうゆう意味ではないのだが。

2005年7月2日土曜日

寿司

私は無類の寿司好きである。いつも一人で回転寿司に行き、10皿は平らげる。調子が良ければ15皿くらい行ける日もある。
しかし別に回転寿司が大好きという訳ではない。回ってない寿司を食べたいと思うが、とにかく寿司を食べる日が多いので、1週間に何度も寿司屋に行く程金に余裕は無いというだけである。
そんな寿司好きの私には、寿司屋の友人がいる。その友人が昨日、「寿司を持って行くから、久々に皆で集まろう」と言うので、慌てて出かけた。
私は仕事後に行った為、別桶に一人前が用意されていた。「なんまうめー、なんまうめー」と100回くらい言いながら食べた。
もう一人の友人は「寿司を見ただけで笑顔がこぼれる」と言い、続けて、「あんた、寿司と肉に求婚されたらどっち取る」と難しい質問を投げつけてきたので、真剣に悩んだ。結局は寿司であるが。
「もう1回行く?」と友人に言われたので、寿司がもう一桶あるのかと思い、「今日はもうお腹いっぱいだからいい」と言うと、「アホか、バーゲンの話しだ」と言われた。夢見心地で寿司を食べていた為、友人達の話をあまり聞いていなかった。そうであった、昼に彼女等とバーゲンに行ったのを忘れていた。

しかし、寿司を考えた人はすごい。