2005年6月30日木曜日

実習生


店にまたまた実習生が来ている。ほとんどの実習生は1週間くらいであるが、今回は1ヶ月というロングランである。
賄いを食べながら「好きな芸能人は誰だ」と聞くと、「木村カエラ」と言っていた。そこでヤスは「あ、オレも」と嘘を言った。ヤスは「小西真奈美」だかという、宇宙人みたいなのが好きだと言っていたのを聞いた事があるからである。大吉は「オレ、上戸彩」と言って、「ロリコンっすね」と19歳実習生に言われていた。

私は間違って「福山雅治」と、つい本当の事を言ってしまった。これは隠ぺいしなければならない事実であった。

2005年6月28日火曜日

深酒


最近は飲むと深酒になってしまい、非常に良くない傾向である。べらべらと喋りまくり、同じ話しを何回もする。同じ話しをしているのは、自分でも分かっているのだがしてしまう。情けない。
友人も同じらしく、彼女の場合はその上説教じみた事を言うらしいのでますますたちが悪い。

昨日もまた飲み過ぎた。転んで顔面を打って帰ってきた。

2005年6月26日日曜日

スターウォーズ!

スターウォーズ・エピソード3の先々行上映に行ってきた。
ネットでチケットを取ったのだが、ほとんどが「空席あり」であり、皆あまり盛り上がってないのかと、少々がっかりしていたのだが、蓋を開けてみるとレイトショーであるにもかかわらず満員御礼であった。
内容はほとんど分かっていたが、映像の凄さに圧倒された。そして私は「オビ・ワン・ケノービ」にすっかり魅了され、帰りに携帯ストラップを買おうと思っていたのだが、チューバッカの物しか残っておらず、あえなく断念。せめてヨーダでも良かったのだが。

後ろに座ってたおっさんが、見終わった後にでかい声で「あーおもしろかった!」と言っていた。その通りである!

2005年6月25日土曜日

グラッパ


サシカイアのグラッパを買った。
というか、予約販売であったので、買おうかどうか迷った挙句、断ったと思っていたのだが、商品が届いていたので買ったのだ。
大吉も買っていた。「いやー嬉しいなあ」と10回くらい言っているのを聞いた。彼は家でゆっくり飲むと言って持ち帰っていた。しかもよくよく話しを聞いていると、「付属のグラスを使うのはもったいないので、新しいグラスを買う」という様な話しをしていた。せっかくなのに、そっちの方がもったいないと私は思うのだが。

私は家でグラッパを飲む気にはならないので店に置いておく事にした。家ではビールと相場が決まっている。

2005年6月22日水曜日

式の準備

ヤスの結婚式があった為、皆散髪していた。
私も美容室を予約したのだが、前回ひどい目にあった美容室はやめ、近所にあるお洒落な美容室に行ってみようと思った。コマツにその話をすると「あそこは東京のカリスマ美容師の店だ」と、言うのでびっくりした。そういう事ならば是非行きたいと思い、電話番号を調べようと、ネットで検索した所、おもいっきり地元札幌っ子の店であった。ブタにまたしてもしてやられたりである。
しかし、洒落て良さそうな店であったので、予約の電話を入れた所、「第三月曜日は休みです」とあっさり門前払いであった。
仕方なしにポロコを見てると、「カット&カラー6000円!」とあったので、即決して予約を入れた。当日行ってみると「クーポン券はお持ちですか」と言われ愕然とした。クーポンを持ってこなかったのだ。「正規の料金ですと1万円程になりますが」と言われたが「じゃあいいです」とも、いい年して言う事ではないと思い、お願いした。
担当してくれた美容師さんんは、見るからにとてもお洒落な人で、「この人に任せれば間違いない」と思い、お任せした。前より数倍良くなった。一安心である。

ナカイとコマツも髪を切って来ていたが、ナカイは「つのだ☆ひろ」で、コマツは「石立鉄男」になっていた。

2005年6月21日火曜日

淳ブライド


ヤスの結婚式が無事行われた。
私は今まで結婚式で感動した事はなかったが、今回初めて感動して涙が出そうになった。専門学校の時からヤスを知っているので、非常に感慨深くなった。親御さんの気持ちと似ている感覚であろう。
披露宴はエルムガーデンで行われた。初めて行ったが、重厚感があり素敵である。
照明が落ち、そろそろ始まるかと誰もが皆、入り口を見て待っていると、反対側の庭に面している窓のカーテンが開かれ、その庭に何とヤスと花嫁が立っていた。粋な演出であったが、ヤスの物凄く緊張している顔が手に取る様に分かり、もう涙が出そうになった。
その頃、社長も緊張している様であった。始まって早々に、乾杯の挨拶をするからである。しかも前日に大吉から「期待してますよ」と、プレッシャーをかけられたらしい。飲んで食うだけの奴は気楽である。そして社長の挨拶の最中は、イチコさんが心配そうに見ていた。あっちもこっちも大変である。
途中、シラキの寒い余興等もありつつ、和やかに宴は行われ、最後にヤスの挨拶があった。間違えないかと心配で、ヤスの顔を見ていられなかったが、無器用ながら、心のこもった挨拶でまた涙が出そうになった。本当に良い結婚式であった。

二次会、三次会は大吉がはしゃぎまくっていたが、この良き日に免じて無罪放免である。
ヤス、チカ末永くお幸せに。

2005年6月18日土曜日

前々日

とうとう月曜日はヤスの結婚式である。
この日の為に、私とヒラガさんはダイエットをしていたのだが、結局1キロも痩せれずに当日を迎える事になりそうである。
私の友人である瀬棚の漁師からも、ヤスに「ウニ」の贈り物が届いた。羨ましい。添えられたカードには「結婚おめでとう、料理長に食べられませんように」と書いてあった。
それにしてもヤスは、相変わらず口数が少ないので色々心配である。「二次会の出し物とか大丈夫か」と尋ねても、「多分」と言うだけである。万が一に備えて、ドンキホーテでナースセットでも買って持参しようかと検討中である。

無口な男の主役になる日が近づいて来ている。

2005年6月16日木曜日

チャーシュー


白金豚のモモ肉で、ポルケッタを作った。
タコ糸で肉を縛っていると、大吉が「お、チャーシュー、チャーシュー」と言っておった。「アホか」と一蹴したが、まあ間違ってはいない。要はそんな感じである。

チャーシューと馬鹿にされたが、快心の出来栄えであった。

2005年6月15日水曜日

お祭り

よさこいが終わったと思ったら、神宮祭である。
去年、一昨年は定休日と重なっていた為、ふらっと行ってみたりした。そこで私はイチコさんに目撃されたらしい。
「ノムリンらしき人が一人で道端に座り、フランクフルトを食べているのを見たけど、お祭りには行った?」と、聞かれた時は青ざめた。正に私であった。連れが居たのだが、別の食料を調達しに行っていた為、私一人の所を目撃されたらしい。
しかしまあ、一人でも二人でも良いのだが、30過ぎて、座り込んでフランクフルトを食べているという行為自体が問題だと思った。それはイチコさんも話し掛けまい。

「今年も食ってる所を見られるなよ」と、ナカイに忠告を受けた。今年は行かないつもりだ。失態はないはずである。

2005年6月14日火曜日

のびのびトーク


目上の人には敬語を使うのが常であるが、稀に間違うのは何故であろう。
ナカイがコマツに話し掛けた所、思い切りタメ口で返されていた。聞き逃さなかった私は、「コマツがのびのびトークした」と吹聴して周り、コマツは皆にからかわれていた。
私もよく彼等に話し掛けた際に、のびのびトークをされる。仕舞いには「ノムラ・・さん」と、取って付けたように「さん」を付けられたりする。
「影でいつも『ノムラ』って呼んでるから、間違えるんだろ」と私が言うと、ナカイがすかさず、「あいつらは『ノムラ』なんて言わない、『あの男』と言っている」と教えてくれた。

そういう私も以前、社長に向かって「お疲れさん」と言ってしまった事がある。どさくさに紛れ、皆聞き逃している事を祈ってると、ナカイがしっかり聞いていた。ゲーハートは地獄耳である。

2005年6月11日土曜日

エピソード

そろそろ映画、「スターウォーズ・エピソード3」が公開される。ヤスと「先行上映を見に行こう」と約束しているので、その前に復習をしておかねばと思い、エピソード1,2のDVDを借りてきた。
エピソード2を半分程見た所で、睡魔に襲われ、明日続きを見ようと思い寝た。そして次の日、見ようと思うと、何をどうやっても見れない。パソコンで見ているのだが、その他の機能は円滑に作動しているのに、DVDだけはうんともすんとも言わなくなった。姉さん事件です。
再起動したり、システムの復元をしたりと、考え付く限りをやってみたが、動く気配さえない。お手上げである。
諦めてDVDをしまおうをすると、今度はレンタルのケースが見当たらない。無い訳がないと、部屋中探したが見つからない。もう何もかもが嫌になってきて、「ケース無い位いいか」という気になってきた。
最後にゴミ箱を見てみた。ある訳ないと思い、一応確認の意味で見てみると、そこにはポテトチップスの袋と一緒に、ケースが油まみれで入っていた。食い散らかした後に、その辺にある物全部丸ごとゴミ箱に入れたのだ。情けなくて涙が出そうになった。

そしてDVDは今だに動かない。再生中に停止しないでいきなり取り出したのがまずかったのだろうか。カサハラさん、教えて下さい。

2005年6月10日金曜日

プチホームレス

大吉はおっちょこちょいである。鍵という鍵を全部失くした。
当然、家に入れない訳であるが、失くした日は、サッカーの対北朝鮮戦の日であり、大吉は早上がりのシフトでラッキーにも見れるというのに、家へ着いて鍵が無い事に気付いたらしい。
慌てて大家に電話しても一向に繋がらず、テレビも見たい大吉は、友人宅に一泊して難を逃れた。
次の日。大家に何度電話しても、またしても一向に電話が繋がらない。「今日は何としても家に帰りたい」と言っていた大吉は、「カギの救急車」に頼む事にしたらしい。しかし大吉にとっては、法外な値段であったらしくやむなく断念。ヤス宅に一泊。
そして今日、やっと大家と連絡が取れた。なんと大家は「ディズニーシー」に旅行中であったらしく、何日も家を空けていたのだ。どこまでもついていない男である。

誰か分からぬが、大吉の事を「プチホームレス」と呼んでいた。ぴったりである。

2005年6月9日木曜日

ゲーム

ゲームが大好きである。その中でも取り分け、自宅に居ながら大冒険が出来るRPGが好きで、高校、大学時代には狂った様にやっていた。
新しいソフトが出ると一目散に買いに行った。攻略本を買った時は、早く読みたくて待ちきれずに、帰宅途中の地下鉄の中で読んでいた。仕舞いには、プレイヤーである主人公の名前を、お気に入りのクラスメイトである男子の名をつけたりしていた。アホのする事である。
年頃の娘が部屋に引きこもり、トイレくらいにしか出てこないのは、両親にとっても悩みの種であったに違いない。
最近のRPGは、やる事がたくさんあり、一筋縄ではいかないので、買っても最後までやらずに放り投げてあるソフトがたくさんある。しかし何故か無性にやりたくなってきたので、帰ったらソフトを引っ張り出してやってみようと思う。
久々に大冒険へ出発である。

2005年6月8日水曜日


母に、いんちき臭い低反発枕をもらった。それは見るからに安物であり、これを使った方が体に悪そうな代物であった。
しかしせっかくなので、騙されたつもりで使ってみる事にした。パートのヒラガさんが以前、低反発枕を購入し使用した所、「あまりの匂いの臭さに店に付き返した」と息巻いてたので、ますます低反発枕に対する不信感が募った。
ヒラガさんの言う通り、何の匂いは分からぬが確かに臭かった。しかしその匂いはすぐに収まり、私はすぐに寝入っていた。
そして朝起きるとどうであろう、何と肩こりがかなり改善されているのだ。肩こりの原因は、枕にもあると聞いた事があったが、これほどまでにとは。もう何日か使っているが、かなり改善された。驚きの効果である。

たかが枕、されど枕である。改めて周りの物を少し見直そうと思う。

2005年6月7日火曜日

部活


テニス部練習である。
今回は、テニス自体初めてであるという、マリさん、大吉、マリコも参加した。
マリコは、「学生時代にバスケットボールをしてた」と、運動神経の良さそうな事を言っていたので、そこそこ出来るのかと思っていたら、それはそれはひどいものであった。ボールがラケットに当たらないのだ。びっくりした。あれでバスケットボールが出来るとは思えない。多分嘘をついているはずである。
マリさんも、マリコとあまり変わらない様子であったが、唯一違ったのは、人一倍ガッツがあるという事である。一番の年長者であるのに、先頭を切って半袖になり、走り回っていた。
大吉は論外である。足がもつれてすぐ転ぶ。
一番上手なのはヤスである。ヤスが居ないとラリーが続かない。そのヤスは結婚式の準備の為、1時間しか参加出来なかったので、後に残された私達は、ひどい有様であった。

その後皆で、寿司、焼肉食べ放題の「すたみな太郎」に行った。こっちのが方がメインイベントであった。

2005年6月5日日曜日

本日のスープカレー


ヤスが久々にスープカレーを作った。
私とヤスは思った通りの味が出ないので、あーでもないこーでもないと討論していたが、皆は喜んで食べていた。
コマツは腹の調子が悪いのに、無理矢理2杯食べ、後に胃薬を飲んでいた。デブとはそこまでしても食べたいのである。
大吉は3杯食べ、「じゃが芋が跳ねた」と言って、白いシャツを真っ黄色にしていた。大吉はいつもそうである。飯を食わせると必ず服にこぼす。「気をつけて食え」と言っても、目先の食い物に気を取られ、我を忘れてしまうのだ。

皆が喜んで飯を食べるのは、嬉しい事であるが、もう少し行儀良く食べて欲しいものである。

2005年6月3日金曜日

マイナーチェンジ


6月からメニューを少しだけ変えた。
ゲーハートが持っているのは、今回新たに加えた「仔羊すね肉のトマト煮」である。最後に、ソースを掛けながらオーブンでローストする様に仕上げるので、普通の煮込みとは一味違う感じになっている。
もう一つ、イタリア姉妹店のメニューである「香草のリゾット」を加えた。バジリコ・フェンネル・ミント・イタリアンパセリ・セージ・ローズマリーの、6種のハーブが入ったトマトクリームベースのリゾットである。

新しく入れるメニューは、廃盤メニューになる確率が高い。その前に、御来店の際には是非ご賞味を。

2005年6月2日木曜日

ネットアイドル誕生


コマツがヤスの結婚式に備え、スーツを新調した。
ブタのくせにお洒落なので、「ビームス」に行ったらしい。コマツが着れる様なスーツがビームスにあるはずないと思っていたのだが、袖と丈を詰め、腹周りを出してもらうという総お直しで、無理矢理買ったらしい。店員さんが可哀相である。そんな風には着て欲しくないはずだ。
お直しが終わったスーツを、コマツが取りに行った所、見知らぬ店員さんに声を掛けられたという。聞くと、この日記を読み、ブタ君コマツの写真を見、もしや本人ではと思い、声を掛けてくれたらしい。よく聞けば、私の知人であったが。
それにしても、この日記を読み、誰かに声を掛けてくれるなんて嬉しいではないか。
店ではたまに、お客様が「ヤスさんですか?」と、間違ってまっつんに声を掛ける人が居るが、店の外でとは、いやはやである。

コマツはビジュアル的にも人間とは違う何かがあるので、ネットアイドルに育てあげようかと考え中である。

2005年6月1日水曜日

CD

欲しいCDがあり買いに行った。
しかし、曲名しか覚えておらず、あとは全てあやふやな記憶しかなかったのだが、物凄く短い短パンを履いた外国人が歌って踊っているという事と、曲のサビの部分は分かっていた。
探したのだが結局分からず、恥を忍んで店員に聞いた。
「歌手名は分からないが、曲名は『スィング』とかいうもので、短い短パンを履いた女の人が、踊って歌っている曲はありますか」と言うと、店員は思いっきりすっとんきょうな顔をしていた。
あと私が知っている情報は、サビの部分だけである。歌うのだけは勘弁願いたいと思っていると、「それはヒットチャートに入ってますか?」と、聞かれハっとした。
そうである、私が知っているくらいであるから、多分流行の曲である。が、しかし確信はない。「多分・・」と言いながら、もう私は店員の目も見れず、おどおどしてしまった。
すると店員は「『1thing』ですね」と言った。そうか、1が抜けてた訳である。曲名まで間違っていた。しかも洋楽ヒットチャート第1位であった。ますます恥ずかしい。

店に来て、皆に知ってるかと聞いた所、誰も知らなかった。「お前ら皆ダっせ-なあ」と言ってやった。
自分が一番知らなかったのだが。