2005年8月14日日曜日

先日、出先へ花を持って行こうと思い、友人の営む花屋へ頼もうと思っていた所、本人がランチをしにピアッツァへやって来たので、「調度良かった、花を買いに行こうと思ってたのだ」と言うと、「今日休みだよ」とあっさり言われた。そうか、だからランチに来ているのである。うっかりしていた。
「夕方には店に一回戻るから、その頃おいで」と言われたが、休みなのに悪いので、「出先の近くにあるだろう」と、その辺で買う事にした。
出先へ向かう途中に、案の定花屋があったので、そこで花束をお願いした。
正直、花にはあまり興味がないので、「どのような感じになさいますか?」と聞かれても、物凄く困る。今回も「赤い色はなしで」と、的外れの事を言ってやった。
作っている所を見ながらも、「んん?」と思っていたのだが、「はい、こんな感じでどうですか」と完成品を見せられ、目が丸くなった。
それは、何と言えばいいば、昭和っぽい感じの花束であり、それを紫の紙でぐるりと巻き、根元にホイルがくしゃくしゃっと巻かれていた。
「リボンとか、セロハンみたいは付けないのだろうか・・」と思い、呆然としていた所に、たたみ掛けるかの様に、「サービスしときました」と言われた。
それを言われてしまうと、もう何も言えなくなり、がっくり肩を落として店を後にした。
これを渡すと、私のセンスまで疑われるのではないかと、すっかり持って行くのが嫌になってしまった。

花は信頼出来る所に頼まねば駄目である。今度からは、ノリちゃんが休みでも絶対「そら色のたね」でやってもらう。

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